そういえば最近、偏頭痛の頻度が減った
結婚してからしばらく「謎の頭痛」に悩まされていました。
二十歳代前半の頃です。
あとは謎の疲労感と倦怠感、イライラ感。
そんなのに10年以上向き合ってきました。
今現在40代。
20代のころよりもかなり楽になってきていることを感じます。
まー、鈍感になっているのかもしれませんが。
心掛けていることが1つあります。
それは「浅瀬で溺れろ!」ということ。
若いときは、何でも1人で抱え込みがちでした。
今は「たーすーけーてー」と浅瀬でバッシャバッシャやっていると「大丈夫か!!」と誰か来てくれます。
そのくらいで助けを求めれば、一緒に溺れることもない。
それから、年齢を重ねたからこそ見えるのですが、
悪い状態もいい状態も「ずっとこのままではない」ということ。
そう、平家物語で言っているような「諸行無常・・・」です。
そうそう20代の私は、深夜アニメのノイタミナで「化猫」っていうアニメにハマっていました。
20年後、似たような感じの「平家物語」にうちの子どもがハマっております。
涙を流して悲鳴を上げて視聴していました・・・
なかなか感慨深いものがありました(時の流れははやい)
20代の私と40代の私で考えたら、うちの子は20代の私とめっちゃ年が近いじゃん、と思って。
結婚したら増えた「謎の頭痛」原因はストレス?!
結婚したら、めちゃくちゃ頭痛(のタネ)が増えた。
私は、そう思うのです。
結婚には夫にプラスして、もれなく夫の家族もついてきます。
いくら場所的に距離が離れていても、です。
私の親は、田舎の人付き合いの大変さを知るからか、夫に対してめちゃくちゃ距離を取っています。
うちの母が、嫁の立場で苦労したのを見てきたからかも。
夫の家は、見事にその辺、逆でしたね〜。
子どもが幼いころは特に、お互いいらぬストレスも溜めていたかと思います。
また、私もめちゃ若かったゆえに、「そーゆーもんなんだ」と我慢もしてしまいました。
人の体調を笑うな
そんな中の「謎の頭痛」
と同時に、
1人目の子どもができたころ、家を買う話が出てきました。
そんなさなか、私が入院しました。盲腸でした。
義父の「えっ!?もう(笑)」という一言が忘れられません。
家を買うとか建てるときって、家族の中から誰か倒れる人が出てくるんだって。
大きなイベント事があるときって、大変さの反動か、そういうことって起こりやすいよね。わかるけど、茶化しちゃいけないと思うぞ。
一番いけないのは、まんま伝書鳩のように私に伝えた夫です。
夫も割とそういうとこある。私も「人のフリ見て」、気をつけたいと思います。
夫婦のうち、どちらかが我慢ばかりというのは、昭和の価値観になっていくような。
そこから数年から10年、15年と、ITの進歩みたいに、驚くような速さで価値観も変わっていくと思います。
いい方向に変われ〜!
溜め込んで我慢したストレスはどこへいくのか
ストレスを溜めつつも、発散することもせず、ずっと我慢をしていた結果。
とうとう、あまりの痛みで我慢ができず。病院に行きました。
ドクター「なんか怒りが詰まっていて、それが頭痛の一因かと思います」
「まあ、偏頭痛持ちの人って、お金持ちと美人が多いって言うらしいですよー(ちなみに僕も偏頭痛持ちだしー・・・おつかれさま〜)」
「へっ!?」
ってなって、頭痛が吹っ飛んでしまいました。
病気じゃなくても頭痛くなるんだ(ストレスとかで)と、目からウロコでした。
お金持ちと美人ってどーゆーことよ・・・ちょっとクスッとしました。
頭のいい人のジョーク(?)というか会話というか、面白いですよね。
また別のドクターからは「花粉症はがんになりにくい、よかったね〜」なんて言われたことがあります(謎)
そう考えればいいかもね。
「そうか、私腹立っていたんだ、疲れていたんだ」
と腑にも落ちた瞬間でした。
常に我慢することがデフォルトだった自分
そう思うと、癒しの時間も持てていなかったな、ということも気づけました。
疲れていたり具合が悪い自分を受け入れられなかったというか、頭痛薬(バファリン)も、ギリギリまで飲むのを我慢していたくらい。
思えば自分の母が、そういう生き方をしていたかもしれません。
仕方ない環境と言ってしまえばそうか。ジジババいる家で末っ子長男の嫁だしね。
でも私がそれを、別に真似する必要も理由もないのです。
そんなわけで、頭痛事件の時から大いに反省し、なるべくストレスを溜めないよう気をつけるようになりました。
だってさあ、我慢したばっかりに、周りの人からのストレスで頭が痛くなって具合が悪くなって眉間に皺寄せてたらおブスになって・・・そんなの嫌だーーー!!
そうなんですよねーーー「逃げる」ことも考えてみたのですが、ちょっと違うかもと。
奇妙なうちの家族
客観的に見ても、うちはすっごく義実家・夫エピソードが濃いらしく。
「いやそれ、お嫁さん10人くらい逃げ出すから!!!」
そんなエピソードが満載でした。
今はね、子どもが大きくなったからそんなことはないけれど
(今は顔も怖いっぽいから言われなさそうだけど)
・結婚式
・初めての初孫誕生
・若夫婦家を買う!
・帰省・そして親戚付き合い
・夫、体調を崩す(心配の義実家砲発動!!)
・「悪気がない」ゆえの親切(らしい)
とか・・・
斜めあさっての方向から飛んでくる、地雷エピソードがちょいちょい発現したのでした。
そりゃあねえ、ヘトヘトですよ。
共感してもらえるかなあと、友人で同居もしている仕事仲間に話してみたところ、
「あーー、他人事でごめんね。おもしろすぎる。そんなことあるんだね!!またぜひ聞かせて!!めっちゃ元気がもらえた」
とのことでした。
ネタかいっていうね。
深見じゅんさんの漫画「ぽっかぽか」
つらい時に、薬と同じくらい効いたのが「マンガを読むこと」
義実家疲れ、ワンオペ育児疲れを癒してくれたマンガがありました。
深見じゅんさんの「ぽっかぽか」です。
集英社から出ていて全19巻、全て買ってしまいました。ドラマにもなりましたが、断然私はマンガのほうが好き。
独身時代、アパレル業界でカリスマ的に勤務していた麻美が、結婚、出産して180度真逆の「所詮ぐうたら主婦」となり、結婚生活、育児に奮闘していく・・・という話です。
180度真逆の世界から来た麻美さん、いい意味でゆるく抜けております。
そんな麻美さんに癒されます。
今流行っている異世界ものと、ちょこっと通じるところもあるような。
若いときに思い悩むことを全部、このマンガで代弁してもらいました。かなりスッキリ!したので大事にしていましたが・・・
子どもたちの漫画との場所争いに負けて、すっかり処分してしまいました。
ワンピースとか鬼灯の冷徹に負けてしまったよ・・・
おわりに。
心も身体も1つ。
うちの子どもたちにも、避けられるストレスはなるべく回避してもらいたいものです。
困ったことやつらいこと、大変なことになりそうだったら我慢しないで
「浅瀬で騒げ!」と母は言いたいと思います。
大変なことになるまで、我慢はしないでほしいものです。
まあ、うちの子を見ていると、大丈夫かもしれないなー・・・とは思っていますが・・・。
そんなわけで、私は疲れたと思ったら今はすぐ寝るし、病む前に手を抜くようにするし、痛くなる前にすぐ薬も飲むようになったという話でした。
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