【上田市よいとこ】池波正太郎真田太平記館に行った(長野県上田市への旅)

池波正太郎真田太平記館は、長野県の上田市にあります。

上田菅平ICから車で10分ほど。

電車なら、上田駅から徒歩10分ほど。

商店街の一角にあります。入館料は大人400円。水曜日はお休みです。

池波正太郎さんの本が好きなので、一度行ってみたいと思っていましたが、先日、行ってきました。

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大河ドラマにもなった「真田太平記」 池波正太郎さんの本が好き

実家に「真田太平記」全巻セットがありました。

それがきっかけで、池波正太郎さんの本をよく読むようになりました。

「真田太平記」は、大河ドラマでも有名です。戦国大名・忍者が主人公。

「鬼平犯科帳」は、時代劇テレビドラマであまりにも有名。

「剣客商売」もそうです。

私は、書籍で読んでハマりました。

テレビドラマでは細かく描写できない部分。水戸黄門・・・に出てくるような主人公のおじいさん。黄門様をもうちょっと身分を低くして、舞台は修羅の国より・・・にしたって感じな話かな。

池波正太郎の本の時代物は、全体的に修羅の国感(北斗の拳感というか・・・)に溢れています。

村娘はとにかく山道で盗賊に襲われる。

何なら神社で浪人に襲われる。

さむらいにも悪いやつが多くて・・・それはそれは多くて。

一歩外に出たら、誰も信じられないくらい、気をつけなければならない。

そして、主人公は大体おさむらいさんなんだけど。

悩み多き、中間管理職。

ここら辺の描写で、社会で働く私たち、超共感してしまう。

ぶち当たる悩みがね・・・とにかく部下のこととか仕事のこととか、現代の自分たちのことだよねっていうくらい、読んでいて共感しかないんですけど。

疲れたときの、ちょっと寄り道する小料理屋とかで食べる料理の描写が美味しそうすぎる。

読んでる自分も「あー、仕事しんどくてもさ、なんか美味しいもの食べれば幸せだよね」って思う。

それでまた明日からがんばろうって思っちゃうのです。

被害者に対して容赦なくて、救いのない話も多いんだけれど、なぜか読後感がさわやか。読むと元気が出てきて不思議です。

池波正太郎真田太平記館の館内はこんな感じでした

池波正太郎真田太平記館の玄関を入って、順路に従って2階の展示室へ。

復元した書斎があって、家具や原稿などを見ることができます。

実際に出した年賀状が飾ってありました。

年賀状シーズンが終わると速攻で次の年賀状に取り組んでいたらしいです。

さすが、仕事のデキる男!!!(脳内では、いつも鬼平で変換してしまう)

干支を手書きの絵で出した年賀状はすごくすてきでした。

これは・・・何度も見たい。また、訪れたくなりました。

1階に下りてみましょう。

企画展室があったり、忍者の忍忍洞なんていうところを抜けたりしながら、お庭へ。

蔵のあるお庭を通って、また元の入口へ戻ってくると、いい感じの喫茶店でちょっとお茶が飲めるようになっていました。

1階の売店には池波正太郎さんの文庫本が、ざざざーっと平積み状態。こんなにたくさん見たことないぞ。

この「本とコーヒ一」スペースが、一番ワクワクしちゃう場所でした。

本を読んだり喫茶でくつろいだりしながら、いつまでもいたくなるような場所でした。

本も全部欲しい・・・読みたい。しかし、とにかくものすごい量。

書店や図書館で見たことがないような文庫本もあったりするから、表紙を見ているだけでも時間を忘れてしまう・・・。

上田の駅周辺も散策コースとして素敵です

池波正太郎真田太平記館から少し歩いていくと、海の町商店街があります。

細い路地に入ってみると、ちょっといいワインが買えるお店など、おもしろそうなお店が・・・。

車で少し足を延ばせば、魅惑のお蕎麦やさん「草笛」も。

あと、ご当地スーパーのツルヤとか。グリーンを基調としたカラーリングの清潔なスーパーマーケットです。信州産のオリジナル商品は珍しくて美味。

ジャムや信州ワインなど、お土産をのぞいてみるのも楽しい。

信州に訪れた際は、ぜひ上田市を散策してみてください。

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