『心を亡くす』と書いて忙しいと言うのを聞いたことがあります。本当にそんな表現がぴったりの3月でした。
今も絶賛仕事中で、机に向かっています。
プライベートも仕事でも携帯が片刻も手放せません。こんな毎日になるなんて、予想もしていなかったです。
二十くらいのころ、生まれて初めて携帯を買った時期でした。
そのころ、飲み会のカラオケなんかで、
「昔の携帯は、大きくてさ、肩から下げてたんだよねー」
なんて、バブルのころはモテていたんだろーなー、というおじさんが言っていて、
「だっさ」なんて心の中で思っていたけれど、
そうは言ったって、持っているのはJ-PHONEだった。
あのころ、携帯なんて電気屋さんで1万円も出したら買えなかったっけ・・・。
番号交換したら、いつも不携帯で困るよなんて言ったり言われたり。
落とすと壊れるものを持ち歩くの、面倒で嫌だったし、そんなに不都合もないし、いつも不携帯でしたね~。
今は、幾つも幾つもプライベートや仕事で何かを抱え、
もう不携帯なんて考えられない、携帯がなくなったら、即死亡な毎日です。
子どもの部活のグループとか、時間帯によっては即レスしないといけないライングループもあったりします(ひぃ~汗)。
一体なぜいつからこんなふうに。そして不携帯だった自分も変わったもんです。
そんな中、
せっかく暖かくなったのに、自分の庭と畑の手入れに全然時間が割けずに困っています。
基本、みんな放ったらかしでもここで生きていかれる宿根草中心なメンバーたちで構成されているので、全然お世話できなくても、多分みんな生きています。
「う・・・いっそ殺してくれえ」みたいな環境にいても
文句もなく。
だんだん根本から新芽がわいてきているのを先日、発見しました。
こう書いていると反省の気持ちがわいてきますが、
自分のお庭にはお水をあげたりお世話をしたりしないとなあ。
結局、回り回って、自分に帰ってきていないかな。
庭も大事にできない=自分のことも大事にしているのか・・・?
と、暗い暗い社畜な日々が脳裏に浮かんできて考えてしまった。
とりあえず、玉ねぎに肥料はやりました。家族に手伝ってもらって2度目の肥料もOK。(量が大丈夫だったか、気にかかるところですが)人を使うというのは、そういう意味での大変さがありますね。でもそこはまあいいや。今まで無肥料で小さかったから、今度たくさん肥料あげたらどうなるか、育てばわかりますもんね。
そういう意味では
畑仕事って野菜を育てるっていうのって、1種類のワンクールに1年かかるので、
アラフォーだとしたら、 あと20回とか30回とか、それくらいしか回数的にチャンスがないんですね。
だから、私も忙しいけど今、無理無理でも頑張って時間をつくってはやっているわけなんですが。
すぐに美味しいものを上手につくれる人っていうのは、勘所を掴むのがうまい、ある意味センスのある人なんだろうな~と思います。
みどりの指っていう言葉もありますよね。
育てていると、毎年毎年何かしらトラブルが起こりますもん。天気もそう、台風くるし、人もそう、盗難だってあります。私がことし植えたトマトの苗、気づいたら1本なかったなんてことがありました。
私の周りの植物は、多肉系かつ多年草系のメンバーが多いですね。私が忙しくなってしまっても生きていられる、で、ちいさ~く生きてます。
もっとお世話して大きく育ててあげたいなあ。眺めながらコーヒーでも飲めるようなスペースを、ことしはぜひ小さくてもつくりたいなあと思いました。それが、今の夢ですかね。
あとは、図書館に行くのも夢ですね。その夢すぐに叶うけど、今の今ではとても無理、そんなひどい毎日です。昔、小学校のころに読んだ本なんですが 『秘密の花園』 っていう本がありました。イギリスだかフランスだかの女の子の家に、鍵のかかる裏庭があって、そこにお花がさいている話だったような。借りてまた読んでみたいです。
欧州のお庭は、裏庭がお花の咲くプライベートガーデンなんですよね、たしか。本を読みながらあれこれ想像しながら、お茶でもゆっくり飲めたら、幸せだな~。
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