耕運機を買ってみようと迷っている人は多いと思います。大体20万円あれば、最近の手押しタイプの最新機種のハイグレードのものが購入できると思います。ただ、果たしてそれが是か非かどうなの。
私は、すごく小さい畑を管理しています。いわゆる家庭菜園という感じです。耕運機の出番は、年に数回ほど。
「耕すとき」に使います。
耕すときというのは、
土に石灰を撒いて土のpHを調整するとき
肥料を撒いて土に均一に混ぜたい
新しい苗を植える前、土をふかふかにしてからマルチシートをひきたい
雑草や枯葉などをすき込みたい、畑の片付け
雑草を抜くのが面倒なので、耕してリセットをかけたい
そんなときに耕運機の出番が訪れます。結構たくさんあります。
耕運機がなくても上記の作業は、、ぶっちゃけクワなどの手作業でも可能です。ただ、時間はかかるし労力もかかる。例えて言うなら、ポケベルとiPhoneくらいの生産性の差があると思います。クワで耕したら何時間も、何日もかかることが、耕運機ならば、一瞬。そして、きれい。
これは機械が大きくなれば大きくなるほどそうです。乗用タイプの耕運機なら、もっと深く一瞬で耕すことができます。トラクターならどうか。手押し耕運機だと、せっかくふかふかにしたところに足跡がついていきますが、トラクターだと、ピシッと平らにならしてくれます。雪がふったときのように、サラサラ~な表面に。
小さい畑である、という状況について
小さい畑だろうと、大きい畑だろうと、基本的な道具はたくさん必要になります。
クワ、鎌、レーキ、ジョレン、水やりのジョーロ、バケツ。
マルチシートや支柱の棒・・・。
トマトやキュウリが3本だろうが100本だろうが、基本的な道具は省略ができません。スペースがないから耕運機は置けないだろうと思うのですが、上の道具を揃えるために、結構なスペースを割くでしょう。そんなスペースがあれば、耕運機もついでに置ける・・・かも・・・?
小さい畑だったら、手押しタイプの耕運機がおすすめです。できるだけガソリンの大きいやつで最新機種がいいです。そういうのは、掃除機の自走ノズルと同じく、大した力をかけて押さなくても自分で進んでいくタイプになっています。
中古で一昔前の耕運機だと、自走しないので、必死に自分で力をかけて押す必要があり、家庭菜園レベルの畑で結構固い土だったりすると、数往復するだけで何十分もかかり、しかも自分はヘトヘト、なんてことになることも。
そういうわけで、もし小さい畑でもお庭でもあるのなら、耕運機の導入は本当におすすめです。台所に食器洗い乾燥機を導入するが如く、
いろいろな労力が楽になり、
「買ってよかった」と思うことばかりだと思います。
私が実際、そんな状況です。
機械が怖い・・・そんな意見も。
私は5年以上、使っていますが、はっきり言って剪定バサミでけがをしたのが、一番重症な事件でした。耕運機は最初から「危険だ」と神経を張り詰めて作業するので、意外とけがになったことがありません。
というわけで、小さい畑でも耕運機の導入、おすすめします。
コメント