包丁で梨がむけるようになった我が家の中学生の話

料理
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梨が実家から届きました

最近、うちの子ども(中学生)が、梨の皮を包丁で上手にむくようになりました!

きっかけは、実家から届いた梨。

1個むいてあげました

「美味しい!お代わり」

「あと自分でやってよ(包丁どーぞ)」

「えっ・・・どうやって?」

なーーーーにーーーー!?

ふと・・・皮むき教えたっけ?

教えていないかも。

包丁で皮むき 何歳からできるの

昔、この子が小学校低学年のとき、地域のお料理イベントに参加して事件が。

うっかりと、ざっくりと指をケガしてしまったのでした。

かなりの出血。

それから、この子に対しては包丁を封印していたのです。

もう中学生。

梨やりんごの皮くらい、むけるようになりたいねえ・・・だね。

これは母の責任かも。

本人は基本「包丁、えっ苦手。手も切りたくないし」

というスタンスでした。

私も忙しい日々。

そんな日々に急に訪れた、「梨をむいてみたいかも」熱。

これは逃さずいこう。

でも、忙しくしながら刃物を教えるのはいけない。

少し余裕のある日に改めて教えることにしました。

それにしても、包丁で皮むきって何歳から教えたらいいんだろう。

そんなことを思っているうちに、もう中学生ですよ。

そろそろ教える時期か・・・いや、遅いくらいだよって!?

学校の調理実習では、洗い物ばかりして逃げていたようで。

してみせて 言って聞かせて させてみる

梨の皮をむくチャレンジ!その時はすぐに訪れました。

たまたまお休みの日のゆったりした夕飯時。

「梨、食べたい」

ちょっと包丁を持たせてみました。

「うう!危ない手つき」

怖い!!!

隣に立たせて、私がむいているところを一通り見せてみました。

そして、見せつつ。

ゆっくり、ゆっくりやらせてみました。

皮なんて薄くなくていいから、とにかくやってみて。梨が完成したら褒めました!

なんと、1個分をむくうちに、コツを掴んで上手にできるようになりました。

ちなみに、4分割してから芯を取って皮をむくという形です。

一度コツを掴むと楽しくなる

もともと、梨食べたい気持ち。やる気も十分。

そんな本人のやる気マックスに、ちょうど乗っかった感じですね。うまくいきました。

もう中学生だし、手先も割と器用な子です。

コツを掴むと、あとは早かった。

しかし、危ない手つきを我慢して見守る段階が一番大変でした。

手も口も出しそうになるけど、我慢・・・。

上の子はよくお料理のお手伝いをしてくれるのですが、

下の子については、完全に見逃して・・・というか油断していました。

たまたま包丁を持たせてみたら、なんと危ない手つき!!

怖いですが、ゆっくり丁寧に教えてみたら、成功。

うまくできるまでは、しっかり目を離さず見る。

木に立って見守る親!手は出さない。

自転車に初めて乗れるようになる過程を思い出しました。

1つできるようになったら、楽しくなりコツもつかんだようです。

シチューの野菜を切る

目玉焼きを1人で作る

など、急に台所に立つようになりました。

こうやって少しずつ、料理を覚えていくんだなあ。

私の時はどうだったっけ。

うっすら覚えているのは、りんごが食べたくて包丁を持って手を切った事!

両親は働いていて、おじいちゃんと相撲を見ていた夕暮れ時だったと思います。

実家の包丁は、出刃みたいなでかい包丁でした。手がすべって指を切ったよなあ。

小学校低学年くらいだったかなと。しみじみ。

指をケガした経験は、結構なトラウマでしたね。

親になって子どもが産まれてから真っ先に買ったのは、子ども用の包丁でしたから。

というわけで、子ども用包丁・卒業しました。

いつもお母さんにやってもらっていた子が、大人の包丁で梨の皮をむくことができたよ。うれしいです。

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