ざっくりしたあらすじネタバレ。
二十歳の学生ケンは、アメリカでゲラー老人と出会う。お金持ちになるには、成功するには。ケンは、まさに成功しているゲラーさんにメンターになってもらうよう頼む。そもそもケンが何でアメリカにいたのかというと、大富豪・成功者がいっぱいいるアメリカで、大富豪になる秘訣を聞いて回っていたから。
ゲラーさんのテストをパスすれば、僕も大富豪になれるらしい。読んでる読者も一緒に、大富豪になるにはどうしたらいいか、ケンと一緒に学んでいく。
それこそ、ゲラーさんちでご飯を一緒に食べながら。
でかけた先のショッピングモールで。
大富豪って、日常こんな感じのことを考えている人なんだって。
貧乏光線出ている貧乏人との違いは、こんなことなんだって。
あっという間に読み終わってしまうけど、丁寧~に細かいところまで、気をつける大富豪ポイントが随所に散りばめられている。ケンとゲラーさんがひたすら会話しているだけなんだけど、大事なことが『太字』になっている。
おじいちゃんが孫的若い人に、いろいろ教えてくれる、当たり前のことを。家族を大事にするんだよとか、今していることに集中するんだよ~とか。
単行本だと600円くらいなんだけど、字も大きめであっという間に読めちゃうけど、濃い内容。
日々にマンネリを感じたら、ときどき読み返すといいかも。
何事にも動じず、淡々と生きる、というのが、最後にゲラーさんが教えたかったことなんだけど、そこに行くまでに、それこそ1ページに3つか4つくらい、人生の名言があふれていて、お得な気持ち、前向きな気持ちになれる。
人生には『まさか』が起こるんだけど、それが何で起こるのか、そうしたらどうしたら良いのかも教えてくれる。
手帳に、こうなりたいとか、将来こうなっているだろうとか、書くと良いらしい。夢やセルフ・イメージを持つことは、大事。
だって。
これは、本当にそう。これには激しく同意。
私も、新しく仕事のチームに入ったとき、
あんまりにも難しくて、ブラックすぎて腹が超立って、
『スキルアップしたい』
『いつか、ここの場所でトップの人を退けてトップになっている』
なーんて、あまりにも虚しい日々だったから、せめても楽しい目標を掲げよう~っと、実現しなさそうだったけど、書いてみたよ。
書いたら本当になるってよく聞くから。
そしたら、5年後、本当にそうなったよ。
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