こんばんは。
そろそろ新しい手帳を買う季節です。
手帳はやっぱりアナログ派!そんな人も多いのでは。
私は、クオヴァディスの手帳が好きで使っているのですが、昔、送料無料にするために、公式サイトでペンをあわせて買ってみました。
エルバンというブランドのカートリッジインク用万年筆・スケルトン
660円です。
インクはカートリッジになっています。
たくさん入って500円くらい。
これが、サラサラとしたインクで、書くのが楽しいのです。
でも、仕事には使っていません。
なぜか。お仕事にはちょっと向かないから。
ちょっとクセのあるペンなのです。
気に入っているボールペンで、なんといっても一番使いやすいのは、これ!
ジェットストリーム!
ブラック、レッド、ブルーの3色タイプを常に持ち歩き、愛用しています。
これもサラサラ書くのが楽しい。ゲルインクタイプです。
でも、エルバンのペンは、ジェットストリームのような
隙の無さがない代わりに、なーんか楽しいのです。
ノートにサラサラ、たくさん書くのが楽しい。
書いた字に、なんか味が出ます。
ディープブルーのインクも、なんかいい。
この「なんかいい」というのは説明のしようがないけど「いい感じ」
今の若い人だと「エモい」というのかも。
短いから手帳に似合う(太さはありますが)
そんなこんなで、結構長い間愛用しています。エモいペン。
結構、滲みます。
書いてすぐ触っちゃダメなやつです。
少し置かないといけません。
そんなめんどくさいところも、なんか好きです。
絵を描いているみたいな、濃淡の線がいいんですよね。
インクが終わりかけています。
6割くらい終わったあたりの具合が一番好みです。
カートリッジの入っている容器が、またおしゃれなんです。
味のある・・・と言えば、
最近、ファブルという漫画にハマっています。
ものすごいプロフェッショナルな殺し屋(でも見た目はそこらの車とか好きそうなお兄ちゃん)が、大阪で1年、一般人として暮らせとボスに言われて、札束をリュックに詰めてお引越し。そんな話です。
本当にヤバい人って、ヤバい外見ではなくて一見普通ですよね。プロフェッショナル殺し屋、見た目は地味な普通の一般人。
彼の描く絵が、味があってなぜか人の心を和ますという。
本当に殺すこと以外できない人、ある意味純粋な人間が描く絵です。
彼の子どものように純粋で本質を見抜く、真面目な気質。
だからこそのヘタウマというか・・・
たあ坊みたいな絵、というと伝わるでしょうか。
アキラ(主人公の実は殺し屋だけどデザイン事務所ではバイトで下っ端)「できました・・・!!!一生懸命描きました!3時間かかりました」
うん・・・たあ坊に・・・3時間か。がんばったんだね・・・
全部ひっくるめるほど、ツボるのです。だめだ、笑っちゃダメだ、一生懸命描いた彼の前で・・・ってプルプルしちゃいます。
主人公は、所属している闇組織のボスからちょっと潜れって言われて、大阪で普通を目指して暮らしています。別にお金には困っていないんだけど、命令されたのが「一般人に溶け込めないと殺すぞ」っていうこと。で、ひょんなことから時給800円で個人経営のデザイン事務所でバイトを始めます。
そのデザイン事務所で、たまたま描いた味のある絵が評判になり、めでたく時給900円男になる。
アキラ、よかったね、おめでとう!!と、読んでいるこっちも嬉しくなっちゃう。
アキラの絵を発注しちゃうような人が好むかもしれない。
エルバンのボールペン。
ノートにサラサラと絵を描きたくなるようなペンです。
こういう個性の強いペンは、なぜかなくさないんですよね。
気に入っています。
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