私の行き場のない気持ちをちょっとここに書かせてください。
仕事道具で大事に使っているもので、ヘッドフォンがあります。
時々、テープ起こしをしなければいけないから必要だったのです。
一代目ヘッドフォンはKENWOODの比較的お安め、その中でも若干高めかな、というもの。
3,000円くらいだったかな。
酷使したため、2年で壊れました。
二代目ヘッドフォンを買うときにちょっと考えて、長く使いたいので価格お高めのものを買いました。
ソニーの製品です。
一代目ヘッドフォンの故障箇所は、耳当てとカチューシャの継ぎ目だった。
ヘッドフォンは、何度も耳に当てたり外したりするので、耳当て部分がグラグラになって壊れました。
二代目を買うときに選ぶ基準で大事にした点は、一代目が壊れた耳当て部分と頭に沿うカチューシャ部分が、強固なつくりになっていることでした。
ソニーのヘッドフォンはMDR-XB600という機種を買いました。
黒い箱入りでした。
その、カチューシャ部分と耳当て部分は、かなりがっちりしたものでした。
これなら問題なさそうだ。
他にもありとあらゆる部分がいろいろ太いし、一代目よりはかなり長持ちしそうでした。
何より、箱入りでした。
私は、使うたび箱にきれいに戻して使っていました。
まあそうしたら、5年以上は使っていたわけです。
いや、10年に近くなるだろうか。。。
レシートがないから記憶があやふやだけれど、当時の私にとっては、かなり高価な買い物でした。
ちょっとテープ起こしするためとは言え。
中学生に貸してあげたところ、秒で壊れた(というか寿命だったというのが正解かも)
うちの中学生は、ピアノが趣味なんです。
KORGの電子ピアノをね、自粛中をいい機会と、清水買いしまして。
ヘッドフォンして弾いています。
習っているわけでもなく、YouTubeで独学です。
『好きこそ物の上手なれ』とは、こういうことだろうなと微笑ましく見ていました。
でね、ピアノに付属のヘッドフォンがそれはもうペラッペラなやつで。
私のヘッドフォンを貸してあげたわけです。
すごい良い!と大喜びでした。
そうしたら、ヘッドフォンが壊れちゃいました。
ありゃびっくり。
正確に言うと、布の耳当て部分がもう経年劣化で、既に命が尽きていたことがわかりました。
私は毎回、箱に戻して大事に使っていたのできれいでしたが、本来、そんなに5年も10年も使うものではないものでしょうね、消耗品的なものですよね。
アラフォーのお母さんではそんなことはありませんが、中学生で新陳代謝がよいティーンが耳に当てていたということで、相当汗もかいたと。
なので、熱も伝わったのでしょうか。
耳当て部分の接着剤、これも相当劣化していたようですが、当然のごとく、パカっと剥がれていました。
そして、耳当て部分の布地部分というか、薄い合皮素材の部分、これもパカっと裂けていました。
悲しいわけではなくて、子どもの成長もうれしいような、さみしいような。
そう、結構無理して使い込んでいたわけなので。
それが、若者っていうか、中学生が使ったら、高い体温で一瞬で接着剤も溶けて?
湿気で合皮部分も裂けて、というか。
私の酷使っぷりから考えると、とうに寿命は来ていたはずなのです。
この壊れ方を見ると、そんなことを思いました。
なのですが、音は全然問題なく聴こえます、まだまだ使えます。
合皮素材が数年で劣化することは理解できるので、もう壊れちゃった部分はしょうがないかも。
縫えば、まだ行ける?まあ、今も使ってますけど。
やっとこさで、買い換えるのも楽しみになってきました。
調べてみると、私が愛用していたシリーズは販売が終了しているもよう。
今度はAppleの最新のやつでも買ってみようか。あの耳にポコってはめるやつをw
有線派だったけど、こうやって無線になるのか。
しみじみ
こんなに自分が物を長く大事に使う人間だったのかと、意外だったり。
このヘッドフォンを買った若いときのことを思い出して、とても子育てなんか無理と思う最悪な人間だったけれども、気がついたら今も母してるわ、物も大事に使っているわたし(そこ!?)
自分の使っているヘッドフォンを子どもが喜んで使ったりするなんてのも、なんかうれしかったし。
ヘッドフォン当ててるだけで汗だくって、どんだけ新陳代謝がいいのよ。とも思い(ちょっとうらやましいぞ)。
あとは、仕事道具として、相棒だったなあ、私のスキルを上げてくれたなあ、ありがとう・・・と、しみじみ。
いろいろな感情がないまぜになりました。
仕事道具としては、若干使いにくい現状。
ただ、十分音は問題なく聴こえますので、もしかしたら縫って、また中学生ちゃんが使ってくれるかも。
これだけしっかり使えるので、次買うときも頑張ってお値段高めでも、納得できる良い製品を買おうと思います。
今回、商品番号を何度も検索しました。
ディスコンティニューは、かなしい。
まあ、企業のホームページで、最新の製品が推しなのは当然です。
そうだ、この商品がお気に召したなら、あなたこちらへどうぞ、と誘導してくれるといいなあ。あ、それがAmazonとか楽天ってことなのか!とも思いました。
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