鬼滅の刃 うちの娘も大好き 鬼滅のお絵描き対決をして遊ぶ休日の話
鬼滅の刃がすごい人気らしい。
アマゾンプライムでアニメが全部見れたときがあって、子どもと一緒にハマっていました。
アニメが面白いというよりも、子どもと一緒に並んで横に座れるということが嬉しかった、という
ちょっとキモい母なのでした。
もう高学年なのでね。
なかなか、寄ると「近い!!」とか言われちゃって、さみしいわけです。
その前は「約束のネバーランド」を毎週1話ずつ見ていました。
優しいママに美味しいご飯、温かい清潔なベッドで眠り、幸せな笑顔を浮かべて暮らす子どもたち。とある児童養護施設に主人公たちが暮らしている。
13歳になったら卒業して外の世界に行くのだけれど、賢く、健康で素直な若者に育った者から、ヒエラルキートップの外界の鬼に搾取される。一生懸命勉強して高い能力になればなるほど、その「美味なる脳みそ」を狙って門の外の世界では鬼が待ち構えているという世界。
で、子どもが賢いもんだから「なんかおかしいぞ」と気づいて疑問が生まれる。
実は優しいママは鬼の手下で、ここは食肉農場でしたよ、という話。
怖くて面白くて、毎週、ギャーギャー大騒ぎしながら楽しみにしていました。
「おかーさーん、おかーさーん、約ネバがアップされたよ?一緒に見よ!」と誘われるのが楽しみでしょうがなかった(特にアニメには興味がない)キモい母だったのでした。
「約ネバ」が終わったので、見るものがなくなって、たまたま鬼滅の刃を見たというわけです。
アラフォーのお母さん的には、うーん?て感じでした。
これ、面白いのかなあ(第1話のへんでちょっと脱落気味)
それで、「約ネバ」ほどはハマれませんでした。
母が脱落したあと、子どもは毎回見ていて、声優さんかっこいいかっこいいと大騒ぎでした。
アニメの鬼滅の最終回を、たまたま子どもたちとまた一緒に見ました。
いわゆる、ネットとかで話題になっているパワハラの土下座している会議のやつですね。
それもまあ「フーン」くらいな感じで見ていたわけです。
また別の日、その日は年末で、テレビで芸能人格付けチェックという番組に、キリショー君が出ていました。
それで、ガクトさんへの土下座シーンも。すんごい笑って見てしまいました。
その後、これが無惨様のパワハラ会議の土下座と似ている!とそのことがネットニュースで出て。
これは、本当そうね!!と思いました。
それをきっかけに、もう一回アニメを見返して、今度こそハマっていきました。
絵に描きたくなるマンガなのかな?
うちの娘が、鬼滅の刃の絵をよく描いています。
なんか学校でもみんな描いているらしいのです。へーーー。
あと、先生が「柱」と授業中に言うと、みんながざわつくらしい。
社会の授業で「政治の4本の柱があ〜・・・」とか先生が言うと、小学生が「えっ、柱!?柱だって!!」とヒソヒソ、ザワザワ、キョロキョロ、とするらしい。かわいすぎる。
社会の授業ではよく「柱」が出てくるらしい。
小学校のころ、うちはゲームとか買ってもらえない家だったので、ひまでひまで、絵ばっかり描いていました。
田舎の長男の家で7人家族だったので、おじいさんとおばあさんが夕方は相撲を見てテレビを占領していました。
小学校から帰ってくると、特に相撲に興味もなかった私は、ひたすらチラシの裏の白い紙を探しては絵を描いていたのでした。
チラシによっては、ツルツルして描きにくい紙や、ざらざらして描くのが気持ちいい紙があって、気持ちいい紙を探して、ひたすら新聞入れを漁っていました。
そんなチラシの裏大好きキッズが大人になってから、なんと、自分の娘と鬼滅の刃お絵描き対決をすることになるとは。人生って不思議。
あのとき、いっぱいお絵描きしておいてよかったです。マミーは鬼舞辻無惨を描きました。
娘は、しのぶさんが好きらしい。描いてみたら、結構楽しかったです。
なんだろ・・・
同じジャンプものでも、ドラゴンボールのキャラとかワンピースのキャラだとあまり描こうかなっと思わないんだけど、鬼滅の刃のキャラは、真似して描いてみようかな~って思えましたね。
髪の毛や服とか、描いていて楽しかったです。
すんごい人気があるらしいんだね
アマゾンのタブレットで検索して、2巻の表紙頭の無惨様を真似して描きました。
だんだん楽しくなってきたので、肉眼でコミックを見て描きたいなと思い、そんな理由で本屋さんへ。
本屋に行ってみて、びっくり。売り切れで全然売っていないんだな。
そんなに人気なんだ・・・。
やはり、流行りのものを小学生はよく知っているなあ。我が家の小学生との会話から、トレンドの知識を仕入れています。
煉獄さんってカッコいい・・・の?
とりあえず、上の子(高校生)が、煉獄さん大好きと大騒ぎです。
アニメしか見たことがない母的には、「へえーそうなんだ」って感じです。
竈門炭次郎君に、結構冷たかった男だよね。
鬼滅の刃って、出てくる人たちみんな、家族関係に暗い何かを持っている。
兄弟関係は、ねじくれまくっている率が高め。明るい兄貴って感じの煉獄さんだけれど、目が怖いよ。
とにかく、漫画も連載中。アニメの続きの話は、漫画を読まないとわからないのだそうです。コミックスは、私はいつか買ってしまいそうです。
きゃあきゃあ言っていたら、うちのお父さん(夫)が、女子たちのトークに入りたくて、無理やり入ってきました。
「連邦軍とジオン軍みたいな奴がいて、それがひっくり返しになるんだろ?」
は?
何でもガンダムに例えるなよ。
「目玉がいっぱいある奴でさ」
どうやら漫画に出てくる強いお兄さんの鬼のことを言っているらしい。一番強い鬼のトップに君臨する、無惨様の家来。弟は一番強い柱。関係を拗らせて鬼と化したらしい。
「ていうか、その関係は、ケンシロウとラオウみたいな感じだよ」
と答えた私でした。
ジェネレーションギャップ。
平成生まれのうちの子供たちは、ガンダムとか北斗の拳とか、ポッカーンでわからないと思う。ネットがあるから雰囲気で知っているのか。
「鬼滅の刃」は家族間や兄弟間のぐちゃぐちゃした感情がたくさん出てくる話です。
しかし、うっかり鬼になっちゃった禰豆子ちゃんと、それを治すべく頑張る兄の炭治郎君って、ぱっと見、悲惨に見えるけれど、実は、兄と妹の関係としては、一番良好なんですよね。
仲もいいし性格もいいし、健康的な感じなんだよね。見ているとほっこりします。
次々と出会う、一見まともそうに見える憧れの柱たち。でも北斗の拳のケンとラオウばりに(例えが古いな)実は裏ではいろいろあって、みたいな展開が出てくるのでしょう。なんとなく。
だからやっぱり、一番幸せなのって、家族関係が良好で健康的なこと、なんだろうなあ。
無惨様は、家族っていうよりは自分だけが平和であればそれでいい、という奴のようです。それもありだと思う。むしろそれが一番究極だし難しいことだろうよ。何人家族がいたって最後はひとりだしね。大人になればなるほど、つくづくそう思いますよ。
妖怪ウォッチはがんばらない系主人公だったけれど、鬼滅の刃は全員やたら頑張るよね。無惨様くらいか、努力を特にしていないキャラは。組織を作っているのだから、大変ちゃあ大変なのか。運動部の部活みたいに、登場人物たちがやたら頑張る姿が印象的です。
鬼たちも柱たちも、今だったらコンプラに触れまくる組織に属しているようで。
部活動は、中学では朝練もなくなったし、土日の練習を軒並み減らしていこうよみたいな流れに、世の中的にはなっているのですが。エンタメの世界ではまるで逆。
炭治郎たちのやっていることって、まるっきり部活の練習のように厳しいですよね。毎日毎日、努力。それを最近の子供たちが喜んで(憧れて?)人気なんだから、不思議ですよねえ。
あと、禰豆子ちゃんとか伊之助君の髪型は、最近の若い子がよくしているような、内側にカラーが入っていて、束感があってかわいいです。
炭次郎君は、俺は長男だから何だとか、今思ってても口に出して言えないようなことを発言していますね。
大正時代という設定だとはいえ、実は今も田舎はそんなもんですよね。でも、今の平成・令和でリアルでそんなことを言ったら、危ない人認定されてしまうぞ。
炭治郎くんが言うと、一周回って逆に素敵に感じるのはなぜ。彼の人柄だろうか。最近の主人公は、素直でかわいい性格の子が多いですね。
あと山が!こわい!!!アニメの絵が綺麗なので、余計に怖さが倍増です。夜の日本の山こわい!!!
うちの実家も山の近くです。夜にちょっと外に出ると真っ暗。あんな感じの怖い山のふもとなのです。
ちなみに、うちの父も長男です。炭治郎みたいに、俺は長男だから〜という感じで、何でも我慢して頑張っているような気がするなあ。
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