40歳すぎて、最後の親知らずを抜いてもらってきました〜
こ・・・こわかったです。
ちなみに下の親知らずです。
近所の歯科医院にて。
抜きたてほやほや、当日の感想です。
その前に、私の親知らず履歴を。
上2本は10年くらい前に棟梁(って感じの職人気質の歯科医の親父さん)にサクッと抜いてもらいました。
下1本は、口腔外科のある大学病院で抜きました。
両方、10年くらい過去の出来事です。
なので、やや記憶はおぼろげ。
そして今回です。反対側の最後の4本目・・・・親知らず!
開業医の若い男性ドクターに処置してもらいました。
結構長く通っています。
少し離れた市のゴッドハンド棟梁は引退してしまったので、ここ数年は、近所の歯医者さんに通っているのです。
いつも丁寧で明るい先生。
ここ数年は、どんどんベテランになっていて、とっても頼れる先生です。
上手でした。痛みなく、スムーズに終わりました。
それにしてもこわかった〜
今回もサクッと(時間だけはサクッと終了)抜いてもらいました。
今はネットがあるのでいろいろ調べられますよね、便利な時代になったもんだ。
それこそ、施術中の動画も見れるのね。
「親知らず 抜歯」で30本くらい動画を観ました笑
主にドクターが上げている動画です。
ということで、歯を1本失った頭で、忘れないように「親知らず実録」を書きとめたいと思います!
今は抜歯1日目。痛み止めを飲んで落ち着いています。
親知らずを抜くことになったきっかけ
私の親知らずは、4本とも真っ直ぐ生えていました。
でもあごの大きさの関係で、半分ほど歯茎のお肉をかぶって隠れている感じでした。
だから、どうしても磨き残しが出てしまい、虫歯にすぐなりかけるんです。定期検診のときに、やっぱり治療となってしまい、
「抜いておくか、せっかくだから」という流れになりました。
上の歯は、ホントそんな感じ
そんな軽くやるの?入院とかじゃなくて?
上の2本の親知らずは、棟梁(歯科医です)が抜いてくれたのですが
「どうする!?今日、せっかく麻酔効いている今、やっとくか」って感じでした。軽い!!
「ええっ・・・・じゃあ・・・(親知らず抜けば小顔になると噂あるし)」
出産を思えばさ、もう抜歯くらい平気だよねと。
「ほれ、取れたぞ」(えっもう???はやっ)
そして、落ち着いたらまた次の上の歯。
そんなノリでした。
歯科治療したそのままの麻酔のあと、プリッと抜いたような記憶。実際はプリッではないかもしれないですが。
さすが棟梁だよ。
「俺、上手いから。あと、上の歯は楽なんだよ」と言っていました。
今思うと、素直に生えていたしね、私も若かったしね。
のわりに、一番最初に抜いた親知らずは、ドライソケットといって、
「カサブタが取れて骨むき出し」になってしまいました。
痛みで3日後、再受診しました。
食べかすが入ってしまって、それと一緒に血が取れちゃったみたいです。
あと、絶賛乳幼児ワンオペ育児中で、疲れてたし治りが悪かったと思うんだ・・・
なぜ数日我慢したのか・・・
翌日には、すっごく痛くなったのに。
ちょっとおかしいと思ったら、我慢せず受診しよう、ということをここで学びました。
2本目も無事終了。
次は、3本目抜歯。下の歯だったので、棟梁が口腔外科を紹介してくれました。
下の歯は、顎の骨に埋まっている関係で、お顔の神経とか大事な腺に接していることが多いから、らしい。
私の歯は、結構しっかり大きい歯なのです。
親がすごく歯並びが良くて、模型みたいな歯。それを受け継ぎました。
小柄な体型なので、親知らずの大きな根っこが、結構アゴの骨に深く埋まっているかもしれないからって。
歯医者さん的には、第三大臼歯まで全部真っ直ぐ生えている人は貴重だから、生やしておいたほうがいいよって思うみたいです。
最後、4本目の親知らずは、いつまでも残されていました。
私もデンタルケアをちゃんとするようになったので、虫歯にもならなかったのです。
「抜いたほうがいいですかね」
「まあ、真っ直ぐ生えてるしね、トラブルなければ様子見で」と。
自分的には、奥歯が疼いたりとか、虫歯の痛みじゃないんだけど疲れすぎるとアゴ・・・こめかみ系の頭痛とか、この親知らずのせいなんじゃないかなあと、ずっと思っていました。
あと、なくなればどうなるんだろう(小顔になるのかな)
掃除が楽になるよね、絶対。
親知らずは、絶対全部抜きたかったです。
半分お肉かぶった親知らず、定期検診のとき、磨き残しが多かったのもあって、少しだけ虫歯になりかけていました。よし、決めました。
「抜くぞ!」と。
とうとう、最後の親知らずを抜く時がやってきました〜
3回の経験を経て・・・
親知らずは早いうちに抜いたほうがいいと言うけれど・・・
ホント、個体人それぞれ、ということで、親知らず体験もそれぞれだと思います。
私の友人(都会出身)は、若いときに入院して一気に4本抜いたそうです。
なにそれ、そんなのありなんだ。
怖い思いは1回だけ、いいなあ。
記憶を失っている間に終われば、いいよね・・・。
今更ですね。
YouTubeで調べたところ、やっぱりドライソケットが一番怖い。
それを防ぐため、歯の穴の中にコラーゲンを入れるドクターもおられるようです。
ほんと、いろいろだなあ。
私の行く開業医さんでは、それ、絶対しないだろうな。
実は、歯を割るかもしれないとは言われていました。
こわい。あのキュイーンの音と臭いと振動が嫌だ。削る音を聞いただけで、痛くなくても痛く感じるから・・・
私ができるだけ準備したこと
・体調を整えた
・数日前から酒は控えた
・前日は、たっぷり寝た
・当日は、朝ごはんをしっかりとたくさん食べた
・抜歯日は、午前中に入れてもらった
しかも平日で、かつドクターのお休み明けっぽいあたりで
・ゆっくり呼吸をして、落ち着くように心がけた
それだけやっても、チェアではカタカタ手が震えていました。
呼吸と言えば・・・
私は、極度な怖がりです。
出産のときに怖がりすぎて、「こいつはやばい」と助産師さんが判断を下されたのか、
入院と同時にがつんと説教されました。
「怖がっていたら呼吸が浅くなる、そうすると赤ちゃんに酸素が行かなくなるからやめろ」
的に。
なんか、似てませんかね「鬼滅の刃」に。
そう、呼吸法で痛みって結構逃せるのです。それを出産で学び、目からウロコ体験でした。
なんせ、あんな痛いことを麻酔なしで正気を保ちつつ行うっていうね。すごいことです出産。これからの若い人たちの出産スタイルは、もっと楽になっていてほしいものです。
診察室にて
前回撮った、パノラマX線写真を凝視しました・・・
うん、隣の歯とあんまり接していないし、真っ直ぐ生えているね。
削らなくても大丈夫そうだ
それにしても、根っこもしっかりしたでかい歯でした。
YouTuberの歯科医師さんが上げている動画では、
歯の根っこから生えている方向に向かって抜くため、曲がったり隣の歯とくっついている歯については、削ったり割ったりする必要性があるとのことでした。
知れば知るほど怖すぎ。
結局、「個人差」となってしまう。
私ができることといったら、体調を整えることと、抜歯のあと、なるべく休むことくらい。
今、絶賛テレワーク中なので、仕事を調整して必死になんとか日程を入れました。
しかし、当日の朝も急ぎの仕事が・・・
忙しくない時期、抜いた直後と翌日は休みになるよう調整したのに!!!
翌々日には重たい仕事が入ってきた
狂う予定
しかし、前日しっかり睡眠をとって、しっかり朝ごはんも食べたので元気です。
ふと思ったけど、これは、日頃から毎日心がけたほうがよいことだよね・・・
怖がらないぞ、、、!必死に
「呼吸法だ・・・呼吸を整えろ・・・」
炭治郎の顔が浮かんできました!!
「俺は長男だから我慢できる・・・」 私は長女だけどね。
この追い詰められて逃げ場のないときに、心を支えてくれる言葉かもしれないね、「長男」とかって。揺るぎない事実でしかないし。
炭治郎の顔を思い浮かべつつ、麻酔の注射です。
ふーーー、怖がらないぞ、ちょっとでもしっかりと薬が血液中を流れて効くように、お水もたくさん飲んできた(笑)
注射の前に、表面麻酔(だと思われる)薬の染み込んだガーゼを2分ほど噛みました。
びりびりとした感覚の中、注射針をプスーリ。
軽く感覚が麻痺っているので、注射もあんまり痛く感じない。圧迫感のみ。
2本目以降は、1本目の麻酔が効いてくるから、さらに平気です。
何本か麻酔を打たれます。これは、経験のある感じで平気。歯を削るときの治療で知っているやつです。
麻酔が効いた状態で、「麻酔が効いているか、確かめますね(施術をしつつ)」
と言われる。それ、怖い!!!(痛くありませんでした)
いよいよ、歯を取り出すのね・・・
うわーーーー、痛い瞬間があったら、こわい、こわい!!
と思いながら、身を任せます。
いざとなったら呼吸法で痛みを逃そう・・・
痛かったら手を挙げて、追い麻酔を打ってもらえるスタイルです。
しかし、痛みはありませんでした(よかったほっ)
(予習もしていたので何となくわかる)多分、歯をその場所から剥がして、根っこグラグラにしているのでしょう。
触られている感触は、あります(それが恐怖なんだけど)不思議と痛みはなし。
真っ直ぐ素直な生え方で隣の歯とも接していない歯なので、削る機械は登場しませんでした。
最初に周りのぐるりを剥がして、それからミシミシと根っこのほうまではがしているようです。
最後のほうは、かなり圧をかけて押されました。
でも、負担感はありませんでした。
2回目の強い圧迫感のあと「・・・抜けましたよ」と、先生の優しい声が。
はやっ!!
もっと「グググ・・・・スッポーン・メリッ」みたいな感じがあるのかなと思いきや、全然なにをされたかわからないくらい、痛くありませんでした。
前の口腔外科で抜いてもらった反対側ときのほうが、「ぐぐ・・・・抜けん」みたいに手こずっていたような。
しかも数人の先生に囲まれていたし、いろいろ大変だった・・・それを思うと、今回はあっけなかったです。
体調を整えてから臨んだのも、よかったみたいです。
家族の応援
夫がカップラーメンを買ってきてくれました
子ども2人、母が抜歯当日は多分夕飯作れないから、と。
煮しめとミネストローネも作り置きしてあるし、勝手に食べてね。
母は、今日と明日はこたつでゲームしたりマンガ読んだりして過ごすね。
ゼリー飲料も買ってきました
・リポDのゼリー
・ビタミンレモンゼリー
・瞬間チャージ グレープフルーツ味
・そしてうどん
味的には、柑橘系、さっぱり系が好みです。
水もストローで飲むことにして、血餅(歯の穴にできるカサブタ)の保護に努めたい・・・このとき用意しました。
しかし、ストローは「吸う」ことが危険とわかり、ほぼ使わないのであった。
1日目のまとめ
抜歯して2時間ほど、完璧に麻酔が効いていて、痛みも感じず全然楽ちんでした。
抜歯してから4時間。そろそろジワジワ、ウズウズしてきました。2針縫ってあるので血餅がどうなっているのかさっぱりわかりません。
ここで、もらった痛み止めを飲んでみます。
リポDゼリーと薬。
カロナール200mgが2粒。以上。
足りる??今晩痛かったら足りないよね、絶対。
飲んでしばらくしたら、ジワジワ、ウズウズが「ジワ」くらいになりました。
実は仕事で処理することが出てきてしまい、少し動いたら、「口の中が血の味」しました。
いけない、いけない。安静にしよう。
コロナワクチン接種のときのほうが、絶対辛かった。
これなら、家に常備してある頭痛用の痛み止めで乗り切れそう。
とりあえず、子どもの送迎や車を運転するなど最低限のこと、少し動くくらいは問題なくできそうです。
コメント