何かを企画したり、何かを計画・実行したり。
そんなとき、いつも矢面に立ちがちで、気づくと最前線で戦っている状況に巻き込まれがちな自分にうんざりします。
私は心の中で「火消し」と呼んでいる状況。私ファイアマン。
「繊細さん」の本 HSP とても敏感な人
うちの中学生が「私は繊細さんかもしれない。繊細さんの本が読みたい」と言ったので買った本です。
ちなみに遠い実家に住む母にもプレゼントしてあげました。
とても喜んでいました。
若くして結婚し、農家に嫁ぎ、個人事業主の嫁で介護に明け暮れた母。
自分のことは後回しで気ばっかり遣っていた人でした。多分繊細さんです。
昔は母をいじめてたばあちゃんも、長年の介護を通して、今は守護霊にでもなっているのか、時々やさしいばあちゃんの姿で夢に出てくるみたいです。
母優しすぎるな。今は父と2人暮らし。いつまでも仲良く元気でいてほしいものです。
最近、お疲れ気味の私。
「繊細さん」の本を少し読んでみました。
・目にやさしい装丁
・色といい、フォントといい、やさしさがあふれている本
・ひたすら柔らかい口調
・多分この本繊細さんが書いたな
当たってました。
著者は、武田友紀さん。
・日本で数少ないHSP専門カウンセラー
・HSPとは
ハイリー・センシティブ・パーソン
・概念です。
・HSPという気質・感受性・概念。こういう人ってこと
・病気や障害ではない。病名ではない
・だから一言で言うと、「繊細さん」
私も繊細さんなのか
読めば読むほど、私も繊細さんかもしれないという気がしてきます。
人と会話をしていて、
そんな部分まで気にしていたんだねと驚かれることがあります。
逆にそう言われて、そこは気にならないポイントなんだねと私的にはびっくりしますよね(笑)
例えば仕事だったら、自分の担当セクションの前後はどんなことをしているのか把握しておくとか?
仕事の発生源や、その先、結果がどうなっているのか興味を持つとか?
そんなことばかり考えていくと、どんな仕事も興味はつきないし、奥深いですよね。
結果、多忙になっちゃうのか笑
この本は、「繊細さん」がもっと楽に生きられるようになれるマニュアルです。
繊細さんが実体験に基づいて熱く語っている感じです。
・繊細さんがどうしてこんなに消耗してしまうのか
・繊細さんがどうやったら気持ちが楽になれるのか
ものすごい具体的に、視覚が繊細さんならサングラスかけろよ的なアドバイスもあります。
私がぐっさり来たポイントは、
・困っている人をよかれと思って助けてしまう
という点です。
今の気分的に、ぴったりな言葉でした。
これには、理由があったのです。
「繊細さんは手を貸すタイミングが早い」
つまりすぐ気づくってことです。
あー、こうしたらいいなとすぐに察します。
「気づいたことに半自動的に反応し・対応してしまう結果、多忙になる」
軽くお手伝いのつもりで参加して、いつも結果、重たい荷物持ってんじゃん私!?
こういうことがとても多いので、困ったな、気をつけないとと思っていました。
若いころはすごく消耗していました。
今は、多少は気をつけられるようになったかな。
繊細さんの本を読んで、そんな部分が言語化できて、気持ちがとても整理できました。
そういうことだよね、そういうことだったのか!
繊細さんは、とりあえず自分を甘やかすこと
平和に生きたいのに・・・。
なぜか火消しの現場に駆けつけなくてはならなくなってしまい(例えです)
はあ、また過酷な現場ですなあ〜
一生懸命火消しをしていたら、
隣で火を消している君、また会ったねと。
そんなことが多いです。
火消し友達・過酷な現場友達、また再会したねと。
割り切って、何月までは現場に出ると決めたので、行ってきます。
仕事にしろ、地域活動にしろ、ご近所付き合いにしろ。
時間はかかるけれども、自分と同じような仲間、繊細さんな友達が見つかります。
だいたい、良い人。
そして火消し仲間(笑)
本にも書いてありましたが、ケアをしようと。
私もケアをするようにしています
・定期的な整体通い
・定期的な美容院通い
子育て中とか、収入が減ったときなんか、そういうのが後ろめたいなーと思って全くやめたときもありました。
でもそれで結構な勢いで気持ちが落ちましたー。
働いてお金を稼いで、それでケアにお金をかけて、また頑張れる。
そんなサイクルがようやっとできてきたかなーという感じの今現在です。
まとめ 頑張り過ぎているかもと時々見直して、「繊細さん」の本を読め!
最近、
やばい、また矢面に立ちつつあるぞ・・・。
と、危険信号を感じています。
どうも私は、察しては動いてしまうよくない(ある意味良いし、悪いとも言える)癖があります。
そんなときは、
「繊細さん」の本を読む!
自分がやりがち・はまりがちな思考回路に早めに気付き、
抱え込まなくてもいいことは手を出さず。
ケアをし、自分を労りたいと思います。
繊細さんの本。話題の本として売れていて、25万部を突破したのも納得です。全ての繊細さんに捧げたい本だ〜。
ということで、『「繊細さん」の本』という書籍の感想でした。
少しでも参考になれば、うれしいです。
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