こんにちは。よーこの畑日記です。私は、サラリーマンの夫と田舎で暮らすパート主婦。小さな法人でITっぽい感じのお仕事をしています。要は何でも屋さん系事務職でなかなか忙しいです。10代の子どもが2人。実家は遠く、年1回、夫の両親や実家の両親と会えればいいほう。
そんな「家庭菜園なんてやっている場合かい」な私。子育てしつつ、家事と仕事の合間に畑の作業をする毎日です。
私は、耕運機を買ってよかった!!家庭菜園をするなら必須・・・!と常々思っています。
草取りは大変。良い道具を使って早く楽になりましょう。この記事では、実際に使っている諸々の道具を紹介します。
畑も庭も、ちょっとサボればたちまちジャングルに。
共働きの母親ポジションで大事なことは、夫との情報共有、そしてスムーズな作業依頼です。振るのを怠ると、すぐ自身がワンオペになってしまいます。家事も育児も仕事も畑も!
家庭菜園とお庭は、基本的に1人で管理をしています。最近、夫が家庭菜園にハマりつつあります。やった!作業員メンバーが1名増えました。
さて、何からそろえたらいいのでしょうか。
今は、ネットで情報は得られるし、ホームセンターに行けば道具もそろう。何とかなる!
結論から言ってしまうと、「耕運機やビーバーは必要。買ったほうがいい」
ほかにもいろいろと必要です。効率よく仕事をするために道具は必要。
私の場合、家庭菜園や庭のお手入れの道具は、ネットやホームセンターで少しずつ購入しました。
そんな家庭菜園も、気づけば2022年現在、8年目です。
ここから先は、ひとりで始めてきた私が「こんな道具をつかっています」をご紹介します。
ちゃんと現在も使っているものばかり。20年近くかけ、コツコツそろえてきました。
時々家族が手伝ってくれることもありますが、基本的には1人で畑・庭の管理をしています。
家庭菜園の広さは60坪くらい、庭は30坪くらい。田園風景広がる田舎の住まいです。
基本的にひとりで。
よく、仲間と一緒に畑を借りたりして一緒に・・・なんて話も聞きます。
数人でグループになって・・・とか。
JAや行政などの声がけで、農業振興や地域づくりの一環で、近隣農家さんの畑の一角を借りられる、とか。
そんな入口から入る人も多いでしょう。私も実も、それに関しては経験済みです。
仲間の存在はすばらしい。ですが問題もあります。
がんばる人に負担が行ってしまう、誰かが音頭を取らないと進まない、草取りが大変、など。
道具の貸し借りにおける紛失など・・・そう、大変なのですよ、畑って。
ひとりでやるほうがぱっと見リスクが高そうですよね。でも友達がいないタイプの私は、リスクが高くて大変そうな道のほうが気楽。あえてそちらへフルスロットルしてみました!
最初は、ほんとに何もない庭からスタート
独身時代に、庭付きアパートに住んでいました。
最初は新築のワンルームアパートに住んでいたのですが、遊びに行くお金が欲しい。
風呂なし汲み取りトイレの庭付き長屋タイプ(風呂は銭湯)へ引っ越しました。
生垣のある小さな貸家の庭には、笹とミョウガが生い茂っていました。小さなお庭、ただそれだけで楽しかった。
そしてすぐ結婚、子どもがうまれた。
夫婦と赤子での賃貸ぐらしから数年を経て、田舎で土地が安いところを探し、戸建てへと。
賃貸から持ち家へ。そして痛感しました。メンテナンスで、戸建ては驚くほどいろいろな道具が必要(お金も)ということを。
そして、庭の管理の大変さを知るのでした・・・。
なーんにもないお庭に、少しずつ何かを植える。
お庭に屋根スペースを。雨よけスペースの確保。道具をしまう物置を設置。少しずつ、少しずつ、コツコツと。
庭のお手入れ、一戸建て、管理責任者は全て自分です。監理設計は業者さん。でもそこから先は、家主さんが責任を持って管理していく。
いくらでもお金があって、外注できればそれに越したことはないでしょう。
できるんだったら自分でやってみよう。お金はないけど体力や気力が今よりもあった私は、そんなことを考え・・・今に至る、です。
ガーデニングの世界では有名な、ターシャ・テューダーさん。
30万坪って。私は、60坪でもキャパ超えなんですけど。
どんなところに畑とお庭があるのか(環境)
私が家庭菜園で借りている畑は、農家さんから見れば「狭い」、一般の人から見れば「広い」、まあそこそこ広い畑です。
軽い気持ちで借りた畑は200平方メートル(60坪の畑)!最初は絶望
田園風景の広がる住宅地。畑の広さは200平方メートル。坪でいうと60坪くらい。
たまたま近所の方と雑談したことがきっかけで、畑を借りたのでした。
地主さんは近所に住んでいます。家庭菜園で使ってくれるならいいよ、と私に貸してくれました。しかも最初はお試しで。
住宅の陰になって冬は陽が当たらなくなる部分も多いけれど、石もなく、水はけも良さそうな良い土でした。地主さんの家族が家庭菜園をしていたけれど、もう高齢でできないから、という畑。
家がそこに建つことは、しばらくなさそう。
畑を見て一言 「広っ」
極寒の地のため、11月以降はお休みとなります。夏だけ頑張れば、何とかなるのです。
真夏はホントに「なんとかなれー(泣)」って感じです。
家庭菜園のシーズンは、4月末から11月です。
管理が簡単なじゃがいもや玉ねぎ、夏野菜ではトマト、なすなどもつくって、11月は全部お片付けして、また来年。
毎日ちょこちょこ草取りするときの道具は、カマ、手袋、ゴミ袋。
家庭菜園をやりたいからって、いきなり耕運機は買いません。まずは簡単な道具で、少し草取りなどをして続けてみると、自分がその作業を「好き」なのか「嫌い・むり」なのか分かります。
私が一番よく使っている道具!
①草刈り用の小さいカマ(100円ショップで買えるもので十分)
②取った草を入れる袋(肥料の入っていた袋をリサイクルしている)厚手が良
③手袋(綿素材の軍手ではないもの)
ショーワグローブ株式会社の「ピッタリ背抜き」をリピ買いしています。
草は、素手では絶対抜かないで、道具を使って根っこから抜きます。
根っこについた土を落としてから袋に入れれば、たくさんの雑草を詰め込むことができます。
土って、意外と重たいです。
一番大事なことは、けがをしないで家に帰ることです。
手袋は必ずはめること。そんなことを心がけています。
草取りするとき必要な道具たち
ホームセンターや100円ショップで買える、小さな道具たちです。
① 草刈り用のカマ
いちいち雑草を手で引っこ抜いていたら・・・5分もしないうち、手袋をしていても指が痛くなります。
手でやろうとしていることをカマにやってもらうイメージです。カマにひっかけて引っ張る。
雑草の根元に差し込んで、ねじるように引っ張ります。
手よりも断然効率が高い。
土を掘るというか、根っこを引っ掛けてブチブチっと切ってもいいのです。
てこの原理で、手がなるべく疲れないように作業します。
刃がキザギザになっているので、雑草の根元をこれで軽く耕すと、雑草が引っ掛かかって抜けます。
ステンレス製がおすすめ。鋼の道具はかっこいいけどお手入れしないと錆びます。
うっかり出しっぱなしで畑に忘れがち。柄が黄色とか赤とか派手な色だと、探しやすいです。
② てみ 取った草をためる入れ物
「てみ」プラスチック製のちょっと大きなちりとりです。
ホームセンターにも売っています。
作業中は、利き手でカマを持って反対の手で草をつかんでいると思います。
カマを持っていないほうの手元に「てみ」を置くようにして、最小限の動きで草を集めます。
草取りの後に少し体力を温存しておかないと・・・夕ご飯が作れないので。
そしてある程度雑草がたまったら、肥料袋にザーッと入れます。
肥料袋をなぜ雑草入れに使っているかというと、「てみ」の口がちょうどいい感じですっぽり入るからです。
③ 草を入れるごみ袋(肥料の入っていた袋をリサイクル)
そう、肥料の入っていたビニールの空き袋が、何かと使えるんです。
肥料の空き袋に、「てみ」に集めた草を集めます。バケツでも何でもいいですが。
てみがすっぽり入るので、肥料の入っていた袋が使いやすいです。
ついでにこの中で雑草がカラカラに乾いてくれると、土っぽくなっていきます。これは堆肥の前段階の状態で、畑にすき込むと土がフワフワになります。
肥料が20キロほど入っていた袋なので、野ざらしでも大丈夫。重いものを入れても破けないんです、だって肥料袋だから。
大事に取っておいていましたが、先日雑草とともに、夫に捨てられました。
大量の雑草をクリーンセンターに捨てに行ってくれたのは感謝でしたが、大事な肥料袋が。。。
私にとっては宝物でも、夫から見たらガラクタだったのでした。
肥料が40リットル入っていた袋が一番理想的なのですが、そんなに頻繁に40リットルは買いません。貴重な空袋なのでした。
ごみ袋で代用するなら(厚手・透明・大きめ)がおすすめ。
④ 三角の草かきがあれば、手強い根っこでも楽々
かなり力を入れないと抜けてくれない強靭な雑草と戦うときは、三角形の形をした草かきを使います。
草取りをサボってしまってうっかり大きく育ててしまったとき。
カマで歯が立たないときは、力を入れるんじゃなくて道具を代えましょう。
三角ホーという、刃の形が三角形の草取り道具。
柄が短いものなら座って作業します。
柄が長ければ、立って作業できて腰や膝が楽。できるだけ長い柄のものを探してください。
売っているものは、長い柄と見せかけて、使うと微妙に短いものが多いです。
経費削減なんだろうな。
結局、立って作業するのに腰を曲げなきゃいけなくなってしまいます。
ベテラン農業者の人『柄が長いやつ探して買え』
なかなかないんですよね。かといってそうそう買い替えるものでもないので。探しましょう。
おじいちゃんが使っていた、とかいうやつが狙い目です。
ザクっと雑草の根元に振り下ろし、てこの原理でよいしょっと。
スコップとツルハシとクワの中間の形なので、ガンコな雑草や硬い土でもザクっと刃が入ります。あるとかなり便利。
クワまではいらないかな〜という畝立てのときにも大活躍します。かなり使える子!
重すぎるんです、クワは。
「金象印」は私はシャベルを持っています。間違いない
⑤ 小さいシャベルは力を入れやすく、あると便利です
雑草をあまりにも放置しておくと、草から「細い木」に変化します。ほんとです。
小さな道具で無理そうだと判断したら、小さいシャベルの出番。
立ち上がり、シャベルを立てて、足で体重をかけてザクっと土にシャベルを差し込みます。
植木の移植のイメージ。
てこの原理でぐいっと起こすと、根こそぎ雑草が浮き上がります。
このレベルにまで放置した雑草は、根が下へ下へと伸びてしまってまるでゴボウのようです。切ってしまってください。
なので、シャベルを研いで刃のようにするのもアリです。
抜いた草は、拾ってシャベルにポンポンと当てます。根っこにたっぷりついている土を下に落として軽くするため。
ちょっとのことですが、そうしないと後で非常に袋が重たくなり、運ぶのが大変です。
シャベルは小さめが扱いやすいです。
男性の手のひらを広げたくらいの、シャベルとしては小さく感じるサイズの刃で、柄まで全部金属のものがベストです。柄も、短いほうが力が入りやすいです。
柄が木のシャベルなら、どこにでもよく売っています。
フェンスの工事を頼んだとき、プロの職人さんは重機が入れない狭い場所を、小さい金属のシャベルで掘っていました。それを真似して金属製の小さなシャベルを買ってみました。使ってみたら、すごい便利。
もともと、大きいスコップというかシャベルは家に何本かあったのです。
昔、夫が家の庭を掘っていて、大きな石をどかそうとしたら、シャベルの木の柄がぽっきりと折れたことがありました。
まさかシャベルも折れるとは。まあ木だしね。どんだけ力持ちか!びっくりしました。
次からは、シャベルは刃の部分も柄も、オール金属のものを探して買ったのでした。
⑥ 「お風呂の椅子」腰掛けて作業すると楽ちんです
100円ショップのお風呂の椅子とか、低いですが、あのくらいがベスト。
草取りは、立ったりしゃがんだりを延々と繰り返します。
はっきり言って、立ちくらみます。フラフラになる。
ずっとうつむいて背中を丸めて延々とする作業で、首、肩、腰、体全般に負担がかかります。
しっかり体を折り曲げすぎると、立ったとき頭がくらくらしてしまうので、しゃがみこむ姿勢よりも椅子に座ったような姿勢で作業をすると、ちょっぴり楽です。いや、かなり楽かな。
椅子の高さはお風呂の椅子くらいの高さがいい。道具を持った手が雑草の生えている地面に届きませんので。
私が実際に買ったのは、ホームセンターで1,500〜2,000円ほどで売っていた、タイヤのついた椅子。
これは買ってよかった。
10年以上は愛用しています。
つまり、それほどもつということです。高いやつを買いましょう。
オールプラスチックのものより、金属製のほうが長持ちするのでは。
そんな気持ちで買いました。
私が持っているのは、金属とゴムのタイヤ素材で作られたものです。
ホームセンターをのぞいても、もう売っていないです。
自分の持っている道具が廃盤になってしまったのか。
それを確かめるためにホームセンターをパトロール。もう一度出会えたら、バックアップ用に2個目を買おうと思っています。なかなかしっくりくる道具って、実は売っていないです。
この椅子さえあれば、コロコロ移動しながら草取り可能。膝をつくこともありません。タイヤが大きいからどんな場所でもコロコロ移動できる。買ってよかったです。
上記のような感じの椅子です(ここまで高価ではなかったけど)
ネットならモノタロウで探すと、こんな感じのもっとシンプルで安いやつが見つかります。
プロの農家さんは、お尻に発泡スチロールでできた椅子的なものを縛りつけて、畑で作業していました。お尻にくっついている白い椅子。レタスとかキャベツとかの収穫作業用です。
⑦ 手袋は絶対必要 ケガ防止で必須です。畑の道具イコール刃物!
草取りするってとても大変な作業だと思います。
せっかく頑張っているのに、けがをしたら最悪な気持ちになってしまいます。
土にまみれているので、素手で傷つけたら破傷風だって怖い。私は絶対に外作業でけがをしたくありません。
農作業はいろいろ事故も聞き、怖いですが、車の運転と一緒で、きちんとした身支度、ルールを守ることで、失敗は大体が回避できると思います。
中でも、身支度は大事。手袋は必須です。
過去に一番の大怪我は、私の場合は剪定バサミ。
手袋をはめずにブドウの枝を切っていて、うっかりミスで指の先っちょーを皮1枚ほど切り落とす。
かなりのトラウマ体験でした。めちゃくちゃ痛かったです。
この失敗で学んだことは、
「手袋をしていたらケガしなかった」ということ。
この痛い経験から、手袋だけは絶対にはめて作業するようになりました。
ちなみに切り落とした指の先っちょは、また無事に生えてきました。
本当にちょこっとだけを切り落としたのでね・・・。
農作業する手袋といったら、まず綿素材のよくある白い軍手を思い浮かべていました。
昔の私も畑で作業するときは、白い軍手を使っていたのです。
そんなある日、たまたまプロの農家さんちの畑でお手伝いをする機会がありました。プロの農家さんは、かなり精密作業をするみたいな手袋をはめていました。
それ以来、軍手は使わなくなりました。
「ピッタリ背抜き」という手袋をよく買っています。
⑧ 長袖と長ズボンの服装が必須・身支度は大事
畑では、肌を露出しない服装がマスト。
照りつける太陽、外国の砂漠を旅人がマントで体を覆ってラクダで移動していますが、そういう感じに似ています。
畑におしゃれな格好で行くのも素敵ですが、なにはともあれ、長袖と長ズボン。
私のおすすめは、ワークマンです。
最近のワークマンは、おしゃれで安くて驚きです!ワークマンの防寒カッパは超おすすめ。
ちなみに、農家のおじさんは、(うちの実家のおじいも)よくツナギを着ています。
ツナギの下は下着のみ。
服の数は少なくて済むし、洗いやすいし、すぐ乾く。ツナギもおすすめです。紐が何かに引っ掛かるということもない。
朝の涼しいうちに畑仕事して、風呂で汗を流しついでに服を洗って干す。
お昼寝して夕方畑に行くころには、乾いているようなツナギが最高ですね。
実際、自分の祖父母は、毎日そういう生活をしていました。
90歳までほぼ入院せず!死のギリギリまで畑。畑と健康、関連がありそうです。
忘れがちですが、畑には虫がたくさんいます。
意外に厄介なのが蚊。
半袖で畑に行くなんて・・・。もうどうぞ召し上がれという感じ。
しかも畑にいるような蚊は、ジーンズの上から血を吸ってきます。強い。
なので、エプロンをしているとそれが防げて意外と便利。
実家のおばあちゃんが来ていたような、洗ったらすぐ乾くテロテロしたポリエステル素材のエプロンとかもいいですね。
私はちりめん素材のかっぽう着が今度ほしいな~と思っています。
最近愛用しているのは、ワークマンで買ったカッパです。上下セットの防寒もできる雨具。
いわゆるカッパなのですが、かなりパッと見、バイクウエアやスノーボードウエアに似ています。
畑は意外と寒い。真夏の炎天下以外は、このカッパを着ています。
考えてみたら3,980円くらいで買いました。
それで5年くらいはもう着ていて、雪かきも行けちゃう。
着たらすぐ洗っているから何百回と洗濯乾燥機をかけているのに、ヘタらずきれい。なので、すごいコスパ良しです。
こんな感じの上下セット。ここまで高機能だと間違いないかと。
ワークマンのもこれに似ていて、サンキュッパでした。結構暖かいし風は通さないし。
数年洗いながら使用するなら、しっかりした1着があると良い(こーゆー形は共通だしに流行りはないからずっと着る)
⑨ 畑専用の靴(サンダルはだめ!長靴が一番)
靴も手袋と同じくらい大事です。
長靴だと最高です。
これも足の皮膚が露出していないほうがいいということです。
支度がばっちりだと長時間作業ができます。
4つ長靴を履き潰して実感しましたが、やっぱり長靴大事。
地下足袋みたいなやつはあんまり好きじゃなかった。
スニーカーのほうがまだましでした。
やっぱり長靴だな。ベジタブーツが大好きです。
ホームセンターで売っている長靴がユニクロの位置だとしたら、全農のベジタブーツはtheoryの服です。
ラインがきれいで天然ゴム素材で柔らかくて、丈夫で長く使えます。
黒とか紺、グレー、茶系のカラーがあれば最高なのにな。エメラルドグリーン購入。
なぜ!?せめてモスグリーンにしてほしい。
グリーンとホワイトの2色展開のみ。
黒マルチを踏んでも穴があかない、ワラジみたいな靴底がいいのです。作業のじゃまにならず最高。
日本製の長靴で微妙なのは、機能ではなく見た目です。
見た目と実力を兼ね備えた長靴を探せば、やはり海外製。アマゾンでは2万円ちょいで売っていました。
欲しいです。メイドinフランスでした。
⑩ 帽子 あるとないでは、疲れ具合が違う
面倒だからと帽子をかぶらないでいると、日に焼けてつむじの髪の毛が薄くなりますよ・・・(怖!うちの子がまさにそれ)。
紫外線は、人体に影響のある光線。
帽子は畑では必須です。ラフィアの麦わら帽子はオシャだけども、ものによってはチクチクします。
布で作った農作業帽子がおすすめ。
真夏はさらに手ぬぐいで顔を巻いてサングラスをします。
紫外線にさらされ、外で風に吹かれるだけでも結構疲れるもんです。皮膚は外に出さない。
一番雑草が伸びる時期って、6月~9月です。それが草取りのオンシーズン。ってそれ、大体めちゃくちゃ暑い時期。
おしゃれをとるか、実用性をとるか。
裏が反射シートになっている涼かちゃんという帽子を見つけました。これは、絶対涼しい。長時間作業のとき、こういう装備をしているかどうかで翌日の疲れが違います。
このペラっとした後ろの部分があるかないかで大分違うと思います。
その他:あると便利な耕運機とビーバー(てか最初に買ったほうがいい)
耕運機
ともかく耕運機は、畑をするなら必・必・必・必須です。
高いものは家庭用でも数十万しますが、それ買っていい。後悔しないのが、実は耕運機。
私は上位機種で何十万でした。でもいいんです。なぜなら実家が山奥にあってですね、ゆくゆくは耕作放棄地になりそうな畑や竹やぶを抱えているから・・・。
ビーバー(草刈り機)
これがあると、手作業の数百倍の威力で草取りができます。
庭の木などを剪定するのに、ヘッジトリマーがあれば便利。最近は、シルバー人材センターの方を頼むのも順番待ちで大変らしい。
今はYou Tubeがあるから、ググればなんとでもなります。
うちの夫は、手で草取りができない。
しゃがんで草取りをしたくない。
でも、耕運機で爆走ということなら話は違う・・・喜んで!となります(なぜ)
各メーカーのテーマカラーがあるのか、ヤンマーとホンダはレッド、イセキはブルー。
私はホンダ派です。
畑を借りて家庭菜園をするなら、耕運機とビーバーを一番最初に買ったほうがいいと心から思っています。
そして、大は小を兼ねると思う。こればっかりは。
ガソリンで動くので、専用のガソリン容器が必要です。
ガソリンスタンドには、免許証を持っていき、書類に記入してから購入します。
家にガソリンなんてやたら置いておきたくないので、家庭菜園なんて3リットルの小さいものがおすすめです。うちはこのサイズです。
こういう機械類って、借りたりすることもできますが、お勧めしません。
初心者は、使い方も分からず石などで大切な刃をやっつけがちだから。あと、泥まみれにして返すのか?そんなこんながいろいろ気になる。
汚したり壊したりする心配、そういう煩わしさがあるのが借りることのデメリットです。
また、知り合いが気軽に貸してくれるような機械は、多分古いやつ。
必死で手押ししないと進まない時代の耕運機かもしれません。
最新の機種は、自走式。軽い力で進みます。掃除機なんかと一緒。どんどん改良されて使いやすくなっています。
そういうのを買って、40年使おうよ。私はそう思って新品買っちゃいました。
IT系でお仕事をする人が、最新のApple製品やPCを買うのと似ているかも。私の知っている農家さんは、次々と最新の機械を導入しては、しっかり働いて元を取って稼いでいる、そんな印象です。
一番高いけど、実際買って本当によかったなあと思っている、後悔のなかった買い物の上位にいるのは、実は耕運機とビーバーでした。
実は子どもが小さいうちに、働いた金握りしめて賭けるような気持ちで買ったのでした。子どもが大きくなって学生とかで巨額の金がかかる時代になってつくづく思う(あのとき買ってよかった)
うちの夫がよくする作戦が、畝と畝の間を広くとって、草なんて芽を出す前に、こまめに耕運機をかけて耕しまくってしまう(いわゆる耕運機での爆走)
畑の雑草の処理って、そのやり方が実は一番楽でした。不耕起栽培なんて言っている場合じゃない、冗談じゃないよそんなん。
今現在は、そういうやり方で何とか仕事や家事育児と畑を両立させています。一番の困難が真夏の草取りだから。
まとめ
というわけで、私が草取りするときいつも使っている道具を紹介しました。
10種類もありました。
最初からそんなに一気にそろえる必要はないのです。まず最初としては
・草刈り用の小さい道具(カマとか草かきとか)
・手袋
ですかね。ただ、その次あたりに耕運機とビーバーが来る笑
このご紹介した10種類全部用意すれば、どんな荒地だろうが、開墾とかもできちゃう気がします。
私も将来的には、実家の耕作放棄地を開墾するつもりです。多分チェンソーもいるな。
家庭菜園のよいところ
家庭菜園のよいところ。それは、食生活が豊かになった!!かな?
広い畑を借りてつくりたいものは、まずはじゃがいもだ!あとは、さつまいも。お芋系は、植えっぱなしでもなんとかなる。実践あるのみです。
北斗の拳みたいな世紀末になってしまっても、家庭菜園のスキルがあれば、四季のある日本なら何とか生きていけそう。そんな安心感も得られます。
外でお日様に照らされるだけでも鬱々とした気分が少しよくなります。それに、畑で作った野菜はどれも愛おしいものです。オキシトシン多分出ている。
ヒトって面白くて、最初は手押しタイプの耕運機を買うでしょう、すると次は乗用タイプの耕運機が欲しくなる。
機械化すると便利です。なぜなら土も草も作物も、それはそれは重たいんだ。オールハンドはむり。すごい疲れます。
草刈り機だってそうです。最初はビーバーで草刈り。そして知っていくほど、次は乗用タイプの草刈り機が欲しくなるのです。
基本は最初は、手で草抜きから始めるのが一番です。草取り、草刈りを乗り越えれば、家庭菜園は楽しく続けられます。
そう、なめてはいけない、真夏の雑草の繁殖力の恐ろしさを!私も毎年8月は敗北しています。
雑草だらけの夏の畑に立つたびに『上農は、草を見ずにとる』という言葉が浮かんできます・・・
ということで、私が実際に買って使っている道具を紹介しました。
少しでも参考になることがあれば、うれしいです。どこからでも生えてくるのが草。
それなりに畑や庭を維持するのは大変なことです。毎日少しずつでも、工夫を凝らして道具を駆使しての作業が必須です。草取り、一緒にがんばりましょう!!
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