肥料の施肥計算
ぶっちゃけてしまうと、私は無肥料とか無農薬を盲目的に良いとする風潮がちょっと苦手です。
私も無農薬でやったりしますが、特に『無いから入れていないだけ』
『臭いから、面倒だから(または忘れた)』くらいのノリです。
それで、何かを植える前には畑には肥料を入れる行為というのが必ず必要だと思います。
その前に、自分の農地がどのくらいの広さなのか把握する必要があります。
ただ、そんな計ったりいろいろ面倒なので、
そんなときは「雪がうっすら降ったくらい」「霜降り状態」で大丈夫
下の土が見えるくらいの感じで、まいています。
そして耕運機で耕します。
それで大体は問題がないです。
でも計ったりしたほうが、より失敗はないと思います。
それでは、計ってみます。
(アールや坪などに変換してくれるサイト)
こちらのサイトを参考にしたところ、
私の畑は2a(アール)でした。
算数、数学が得意だと、ぱっと瞬時にできるんでしょうか。
小学校、中学校で習ったことってやっぱり必要だよなあ。
こういうとき、つくづく思います。
あと、化学とかも。
元素記号とかなんのこっちゃ(いらん)と思っていましたが、
畑をやるようになってから結構使います。
肥料袋に書いてあることって、結構元素記号なんですよね。
堆肥を必要な量入れます。
良い土づくりには堆肥が必要
堆肥がたっぷり入っていると、いわゆる良い土といわれる畑になります。
『土が良い』って何。
土壌微生物とか腐植質とか有機物とか・・・
簡単にいうと、『元気な作物が育つ土』になるっていうことです。
すくすくまっすぐ育つというか。
会社で考えてみると、
『3日とたたず人が逃げて辞めてしまうような職場』が、やせた土地
Googleとか任天堂など、超優良企業だったら、良い土・良い畑でしょうか。
まあそんな感じです。
畑作業をすると、畑で知ったことを街に置き換えるというか、そんなことばっかり考えちゃいます。
どっちがたくさん収穫できるのかは、そりゃー業績が良いほうですかね。
わかっちゃいるけど難しいのが肥料
じゃあ、綿密に計算すればオッケーなの!?
意外と実はそうでもないのが難しいところです。
・そこの土地はどのくらいの日照なのか
・風の感じはどうか
・立地条件・標高・もともとの土質
・水はけ
・石がゴロゴロしているのか
近所の人に教わったのは、
「有機肥料はたくさん入れて大丈夫(いっぱい入れとけ)、化学肥料は少なめで(ミミズが死ぬぞ)」
ということでした。
これは、化学肥料が多すぎると悪い影響があるっていうことですよね。
化学肥料は、強い(濃い)って教わりました。
また別の人からは
「豚ふん堆肥を一度に大量に入れるよりも、毎年定期的に少しずつ入れてあげることが大事」
これは、菌を増やすという観点です。
だんだん畑の次が育っていって、美味しい作物がとれるのだそうです。
この方は、直売所で働いているおっちゃんなのですが、
野菜栽培がうまくいっている人はこうしているよ、というエビデンスのもとに、教えてくれました。
参考にしています。
自分の畑と人の言ってくれるアドバイスをうまく調整して、
いい感じのところに持っていくまで、
私は3年ほどかかりました。
どうもうちの畑、もともとの土壌もあるのか、
半年ほどすると、ググッと酸性に傾いてしまうのです。
堆肥、肥料のほかに石灰もまく必要があります。
まず有機堆肥をまいて、化成肥料もまいて、しばらくなじませます。
数日くらいしたら、石灰をまきます。
そして数日なじませたら、作物を植えます。
実際は、天気やいろいろで、思い通りにはいかないのですが。
そうですね・・・堆肥入れ、石灰、植え付けまでを1日で行ったりとか。
本当はよくないみたいですが、それでも野菜はなんだかんだと育ちますね。
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