畑に大量の堆肥をすき込んだりしつつ、里芋の収穫

畑の日記

畑の片付けの時期です。

木のようになってしまったナスや、枯れたトマトなどを土に全部埋めます。

堆肥になあれ〜と。

堆肥は家庭でも作れます!

こんな本を参考にしています。

細々、家庭菜園の我が家ですが、袋で堆肥を買うとけっこう割高だなと常日頃思っていました。

家庭で作る堆肥の欠点「時間がかかりすぎる」

買うにしても安く手に入る方法はないだろうか。

それは・・・!

いわゆる「軽トラ買い」です。

すごく気に入って使っている「豚ふん堆肥」がありまして、サラサラで臭いもなく、乳酸菌も入っているよというもの。

1袋1,000円くらいでたくさん入っているので、愛用していました。

ですが、借りている畑は60坪ほど。

袋の裏に推奨されている使用量を真面目に入れると、なんと60袋必要なんだそーな。

毎年、土に6万円!?(プラス種と苗でしょう)

とてもそんなことはできません。

そこは不真面目にいきます。

使う畝だけに堆肥を入れたり、落ち葉掃除をしたものを積んで堆肥化して入れたりしていました。

毎年、1〜2袋、多い年でも4袋くらい使っていました。

堆肥入れる量、少ないよなあとは思っていたのです。

そんなある日。

ふと、堆肥の袋の裏に書いてある会社名を検索してみました。

すると、配達や軽トラ持ち込みによる販売を受け付けているページを発見。

共働き夫婦の軽い気持ちで始めた家庭菜園で、まさかそんなことになるとは。

と思いつつ、問い合わせを入れてみました。

そして、初めての軽トラでの堆肥買い付けに行ってまいりました!

たまたま軽トラを持っていたり、実家から大きなビニールシートをもらってあったり、最近家庭菜園にハマった夫がついてきてくれたので、可能でした。

豚舎は車で片道2時間弱。夫婦2人で、休日丸一日がかりで必死でした。

手間と時間を考えると、袋で買うのもアリかもしれん・・・とチラッと思いながら。

軽トラ1杯分、2,000円程度でした。安い!

いつも買う袋でいったら、30袋分くらいはあるんじゃないかな。

手間云々やお手軽さも差し引いて考えると、袋詰めしてある場合の半額くらいなのかなあと冷静に考えてしまいました。

軽トラの燃費も、そんなに普通車と変わらないらしいし。

堆肥の扱いも考えると、袋で買うのもアリ。

そんな畑に必要な堆肥ですが、

堆肥の本には、すべての有機物は、堆肥になると書いてありました。

畑の先生のおうちでは、工場から廃棄する食品を分けてもらったのが、畑に積んでありました(ジュース工場の麦茶の殻とか)

良質な堆肥なら、たくさん入れてもいいと畑の先生は言っていました。

豚舎を訪ねていき、事務所で手続をし、消毒をして入場。

大きな重機で荷台に詰め込んでもらう瞬間は、かなりワクワクしました。

夫はDYI好きなので、以前から軽トラで砂利を買ったりしています。

こういうことには慣れているようで、

重機のおじちゃんの動線を妨げないように軽トラを停めたとのことです。

それにしても・・・軽トラ買いの世界に、ついに足を踏み入れてしまいました。

やってみると、なんてことはなかった。

次からは軽トラで堆肥を購入したいと思います。

帰宅後は、堆肥を畑に一生懸命すき込んできました!

堆肥が明らかに足りないので、大きくならなかった(と思われる)里芋と生姜です。

葉っぱは手のひらサイズ。

数年前にうまくできたときは、大きな葉っぱでトトロのサツキとメイごっこができました。

絶対栄養不足だよね。

土もカッチカチでした。

生姜は、芽すら出なかったんだね。

写真の下のほうにある、石みたいなのが生姜です。

春に植えたのに・・・。

ミョウガは簡単なのに、ショウガは成功したためしがない。

里芋は、霜が降りる前に掘り切らなければなりません。

といっても2株なので、引っこ抜いておしまい。

ビー玉のような小芋がたくさんくっついていました。

里芋は、来年植えるのやめようかなあと思うくらい、うまくできませんでした。

しかし、育ててみてわかったことがあります。

それは・・・芋煮の話題を最近よく聞くのは、今が里芋の旬だからだ、ということ。

1年中、野菜がスーパーに行けば手に入る生活をしていると、里芋のとれる時期なんて考えもしませんでした。

身も蓋もない話ですが、里芋は10月に収穫と。

うれしいですね、春に植えたのが秋の終わりに収穫。

一年に一度の待ちに待った収穫です。

お正月のお煮しめに入っている理由もわかるなあ。

私も、近々このビー玉芋で、芋煮を作ってみたいと思います。

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