4月27日にタネをまいた、小松菜が食卓にのぼりました。
タネから小松菜を畑で育ててみるのは、実ははじめてです。
小松菜ってこんな野菜
・アブラナ科
大根とかカブとか野沢菜、『菜っ葉』の仲間です。
・芽が出るのが早い
・くせがなくて使いやすい
・下茹で必須のほうれん草と違い、切ってすぐ茹でたり、炒めたりできる
・なんなら洗ってカットして冷凍しておくとそのまま使え、便利らしい(作っているとやらないが)
・黄色い花が咲くとそれは菜の花
・葉っぱを虫が食べる・虫に人気
実際育ててみてどうだったか
先日草刈りをしました。
ドクダミやミツバ、フキなどが風に揺れる畑周りの土手。
ドクダミは、刈ると何とも鼻にねばつくようなにおい。超くさい。だからドクダミなのね、と納得。
4つ穴の90センチ黒マルチを敷いて作ったウネに、たくさんタネをまいたのが、4月27日のことでした。
それから約1ヶ月、スーパーで売っているサイズとなりました。20〜30センチほどです。
理想を言えば、5日から10日ほどずらして、次々にタネをまきたいところでした。
が、日々、お仕事に子育てに追われまくる忙しい夫婦が管理する畑なので、タネまきは27日のみ、それっきり。
隣には、ほうれん草とカブ。
カブと小松菜は、佇まいがなんだか似ています。
間引きしないとなーとは思っていましたが、実際に間引いてみると、
『一体、1つの穴にどんだけタネをまいたの!?』というくらい密でした。
まいたときはよくわからないんだけど、後になってそういうことになってくる。
当時、何も考えす下手売ったやつが、後々問題となってくる。
そんな密すぎる小松菜の根元を、マルチ穴に1本残して、それ以外の根っこ部分をハサミでチョッキンとしました。
それがこちらです。
夕ご飯にお肉と炒めて食べます。

穴ぼこだらけ。
薬はあげていません。
隣のほうれん草は無傷。
不思議、なぜなのでしょう。
ちなみに近くに空き地が多いので、そこら辺を草刈りしたりすると、そこの虫が一気に避難してこちらに来ることがあります。
そんな理由じゃなかろうか。
それにしてもほうれん草だけが無傷すぎでした。不思議。
苦かったのかな?
カブと小松菜と、ナスの苗は、めっちゃ食べられています。
幼い頃は、危険なんだよね。
夜道を歩くのも、若い娘さんのほうが危険という感じで。
ある程度成熟したオバチャンになると、もう大丈夫というか。
そういや、虫も夜活動するよね。
細かい穴ぼこいっぱい。
でも葉っぱの一部限定で、切っていくと茎の周りは無傷でした。
炒めるとシャキシャキしておいしかったです。
カブも間引いたので、マイクロカブみたいな小指の先の小さなカブがたくさんとれました。
それを大事に持って帰ってきたんですけど、結局食べませんでした。
水に浸けておいてあとで綺麗に洗おうと思っていたら、一晩たってしまい、発酵臭がしたので捨てました。。。
月末、月初、とにかく忙しくて・・・。
家庭菜園のお野菜は、お掃除するのが大変なんですよね。
5月最終週の畑の様子
暑い日もあるくらい、晴天続きの5月末でした。
理想は、5月初旬にお花や野菜の苗を植えたりして、順次ずらしてタネをまいて。
毎日畑に早朝行って。
草刈りも毎週やって。
みたいな感じでしたがあくまで理想。
実際は、4月末に何とかタネをまいて。
草刈りは1回限界を感じたときだけ、ザザッとやって。
苗も植えたけど、囲ってない、支柱ない、虫に舐められてる・・・!
みたいな感じでした。
本当は、肥料袋をあんどんみたいにして、囲ってあげたい。
土壌に殺虫剤、抗菌剤的な処理を軽くして、それから苗とかタネを植えて。生育期間中だけ薬無し。ああ、理想的です。
理想は山ほどたくさん出てきますが、仕事も子育ても、何しろイレギュラーなことばかり起こりまくる。
できればいいね!なるべく。まーいいか、いいか、しょうがない。そんな感じでやっています。
いろいろ後手後手でも、結構育ってしまうのが畑のすごいところです。
ついでにトマトの成長日記
トマトは、何とか支柱を立てて脇芽をかきました。
夫が『えーっと、これが脇芽。プチッと』とやってくれていたんですが、
私が『いやあああああ。これもこれもこれも脇芽じゃーー。早く、早く折らなきゃ・・・ボキボキボキ』
嫁いびりする姑みたい。『夫さん、あんた全然なってないじゃないの』的な。
まあこんな感じで後を追っていく。トマトの成長がすごく速いです。
先日『脇芽は折っといた大丈夫!』ってドヤっていたから安心してたけど全然残っていました。
太くてびっくりしちゃうけど、実は脇芽なんだよね。
とりあえず、苗を植えてから高さ40センチくらいの時点の脇芽は全部始末しました。
支柱も立てたし満足。
あえてモジャモジャさせる栽培の仕方も家庭菜園なら楽しいので、アリだと思います。
加工用のトマトは、棚を作らずワイルド栽培で、契約栽培だと聞きました。
収穫体験をしたことがありますが、炎天下だしコンテナは重いしとても大変でした。
人がやる作業にしては超つらい。そう思いました。灼熱地獄の中、何でもかんでも赤いトマトを拾うだけ。それこそロボットがやってくれたらいいのに。
そっか。だから契約なんだね。囲い込まないと、真夏逃げたくなる、これは。
そんな漫画、火の鳥(手塚治虫)で見ました。
放射能だか薬をまいてあっただったか、人間が入れなくてロビタが働いている農園に子どもが迷いこんじゃう話。
絶対的に人手が足りなくなったら、やっぱりロボットが単純作業をやる、ロビタが友達、そんな世界が遠からず来るんだろうか。
子どもは放射能(アイソトープ農園だった)で死んでしまうので、効率を求めすぎるのは良くないよっていうことなのかな。
我が家の家庭菜園畑も、最初に夫が変なものまいた疑惑があったり(尿素の塊を畑で始末した?私のストックしていた鉢植え用の土や肥料を全部入れた?)
いろいろツッコミどころは満載だったのだけど、一応黙認しました。
細かいことは全然スルーです。平和がイチバン。。。そんで力仕事は丸投げできる・・・と。
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