夏に収穫しておいたじゃがいもと、最近掘ってきたさつまいも。
夫が天ぷら鍋を出して、料理を始めました。
今回も、ものすごい大量に揚げるようです。
下の子が、
『お父さん、フライドポテトつくってね、絶対だよ』
と頼んだから、とのこと。
下の子、そんなこと私には一言も言わなかったな。
どうやら人の様子を見て対応を変えているようです。
ご飯作りが好きな夫ですが、
栄養バランスとかカロリーは全く無視した、
鶏肉を大量に唐揚げにするとか、
ひたすら大量に大学芋を揚げるとか、
そういうのが得意です。
8月に掘ったじゃがいもが、
貯蔵されていい感じになってきました。
掘り立てを貯蔵していくと、味が変わってくるのです。
さつまいもも、10月になったので掘ってみました。
去年よりも生育が少し遅めでした。
これは、お盆の天気が雨続きだったからかもしれません。
さつまいもは、生育中の温度が3,000℃以上になると、
収穫できると言われています。
GW明けに苗を植えてから、4ヶ月以上たった感じでしょうか。
120〜130日以上は、畑で育てることになります。
我が家のお芋は、小さめでした。
実家では、父がさつまいも、紫芋をつくっていて、
直径10cm以上のお芋にしていますが、
あれはどうやっているのだろう。
個人的には、小ぶりのさつまいもがおいしいと思います。
役所の地下みたいなところに行商にきているおじさんから買った、
ベンリナーという野菜のスライサーがとても使いやすいのです。
ポテトチップスを作るときに便利で、7年くらい使っています。
我が家のさつまいもの育て方ですが、
黒マルチにうえます。
あと、毎年同じ畝を使っています。
畝は高くします。かなり高く。
お芋の苗は、シルクスイートが希望です。
ただ、シルクスイートはかなり入手困難。
結局、金時とか紅あずまをたくさん植えています。
安納芋は、『すっごく美味しい、甘い』という噂でしたが、
うちの畑で育ててみたところ、
まあ普通・・・?という感じ。
気候とかも関係するのでしょうか。
安納芋は、凸凹がすごくて、皮がむきづらく夫に不評。
なので、割合としては、金時が多めです。
結婚当時の夫の部屋にずっと転がっていた、
小さな熱帯魚の水槽に、苗を入れておきます。
昔、水槽でおまつり金魚を飼ったりしていましたが。
子どもも大きくなった今や、すっかり粗大ゴミ扱いでした。
いい加減、捨ててくれないかなーと思っていたところ、
さつまいもの苗を水耕栽培しているので、びっくりしました。
さつまいもの苗は、買ってきたら根っこが出るまで
バケツなどに入れて、毎日水を換えます。
まさかそんなふうに使うと思いもよりませんでしたが。
さすが熱帯魚用の水槽、酸素も十分なので、
スクスク根っこが出てきました。
ここ数年の、定番のさつまいもの芽出し方法でした。
さつまいもは、茎も柔らかいところなら、食べられます。
きんぴらごぼうみたいにするのです。
シャキシャキして、ほんのり甘い香りがします。
これでご飯が何杯も食べられるかというと、微妙な料理ではあり、
珍しさを楽しみながらお茶うけにする感じです。
子どもが夫にお願いをして、
開催されたお芋天ぷら祭りでしたが、
『そっか・・・お母さんにはおねだりしてくれないんだ』
と、少しだけ寂しい気持ち。
人を見て、頼むべきタイミングとか適材適所を考えられる子になったんだなあと、頼もしく思いつつ。
まあ、お母さんは最近、確かに忙しそうではありました。
じゃがいもはホクホクでした。
さつまいもは、掘り立てはさっぱり味です。
もう少し甘みとかねっとりさが出てほしい感じでした。
貯蔵すると、甘み、粘りが増します。
ただ、氷点下に弱いので、絶妙に凍らないけど涼しい保管場所を確保するのが難しいです。
しかも、程よく湿気もあるところがいいです。
今回、薄く切ったさつまいもチップスは、カリカリになってとてもよかったです。
大学芋的に乱切りの素揚げは、ちょっと味が薄かったです。
大学芋にしてくれたのですが、結構残ってしまい。
豚肉を炒めたものと醤油を足して絡めて、少し濃い味のおかずにリメイクしました。
豚肉とさつまいもの揚げたものを煮物にすると、合うんですよね。
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