中学生のふわふわひざ掛けを洗ってあげました。
「シマエナガの毛布洗ってくれてありがとう」
ところで、シマエナガってなに?
鳥の名前とのことです。
あざらしみたいなゆるキャラの柄だと思っていたら、鳥だったようです。
高校生も「これってシマエナガだね」と言います。
野鳥の名前に詳しいって素敵、と感動していたら、
「ゴールデンカムイ」に出てくる鳥だからでした。
あ・・・そうですか。
鬼滅にハマった小学生が難しい漢字を書ける事案に似ていますね。
年頃の娘さんがハマるには、ちょっと危険な漫画だなーと思いながら、普通に子どもと漫画の感想で盛り上がっています。
登場人物の性癖が詳しく出てくるんですよね、いいのかなーと思いながら。
ちょっと前、ヤンジャン!というマンガアプリで無料で公開されていて、ほぼ読破しました。
うちの夫は畑にいるとすぐおじさんにナンパされてくるので、「谷口ニシパだよね」ということになっています。
なぜか名刺をもらって帰ってきたことも(畑とは・・・?)。
仲良くなったおじさんと懐石を食べてきたりステーキを奢ってもらったり。
そう思ったら、人生でトータルして考えると、男性に高価なプレゼントもらった率、断然夫に負けてる女性の私。面目ない・・・。
おじさんがたまに乙女みたいに見えるとき、ありませんか・・・。
踊る大捜査線のわちゃわちゃしているおじさんとか、ゴールデンカムイのおじさんたちとか。
というわけで、「シマエナガに詳しい」イコール、ゴールデンカムイのコアな読者かも、という話です。
【ゴールデンカムイ(漫画)】
時代背景は明治末期。元軍人さんと美少女(幼女)が北海道で出会う。網走監獄から始まった、アイヌの隠し金塊を求めて旅をする話。
幼女のアイヌの知識、ジビエの内臓系グルメ、狩猟や文化など、サバイバル知識が得られる(シマエナガもここで・・・)。
なぜかおじさんがヒロイン的立ち位置。
多分意図的だと思う。
網走監獄から脱獄した、おじさんたちの背中の刺青が宝の地図になっていて、ドラゴンボール的に1つずつ集める必要が出てくる。一人一人違うおじたちの性癖が丁寧すぎる描写で悲しいほど暴かれていく・・・。
若い美しい女性がほとんど出てこず、登場人物は軍服だったり新撰組装束だったりアイヌやマタギといった風貌のガチムチのおじさん率が高い。
大部分のおじさんは、メンタル的に拗らせていてめんどくさい人たちなので、確かにずっと読んでいると(女性的に見えるというか)ヒロインに見えてくる・・・。
母的に、子どもと一緒にこの漫画、喜んで読んでいるけどいいのだろうか、とふと我に返ることもあります・・・。
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