ふじりんごと梨

畑の日記

こんばんは。

実家の両親が作ったりんごをもらいました。

今の旬は、「ふじ」

一番好きなりんごです。

祖父がりんご作りをしていたころは、冬になるとたくさん家にりんごがありました。

食べきれないりんごは、農協の選果場に持っていき、リンゴジュースにしていました。

一升瓶のリンゴジュース。

搾りたてほやほやのリンゴジュースは、ほんのり温か。

頭にガツンと来るような、ものすごく甘いジュースでした。

リンゴシロップという感じで、忘れられない味です。

また、りんごによってというか、瓶ごとに味が違うのです。

たまに美味しいジュースに当たると、他のが飲めなくなるくらいでした。

やっぱりとりたての新鮮なリンゴだと、美味しかったのだろうと思います。

今年の実家のりんごですが、ヒョウに当たってしまい、傷のりんごが多かったそうです。

あとは、真ん中のヘタのところが割れたもの。

そういうりんごは出荷できません。

家で消費します。

割れたようなりんごこそ、熟していて美味しいりんごなのですが。

直売所にも少し出しているそうです。

りんごを育てるには、消毒作業が必要です。

直売所に出せば出すほど、りんごは売れるそうですが、結構手間もかかります。

消毒代プラスちょっと位かな、と言っていました。

りんご畑のそばで菊を育てて、「鉢植え」として、直売所に出してみたそうです。

りんごの消毒のおかげで、虫がつかないそう。

なるほど!と思いました。

庭先で鉢で育てたお花は、大失敗したのだとか。

直売所で何かが売れると、内容が携帯にメールで届くそうです。

父と母で、こまめに楽しくチェックに勤しんで、忙しいんだって。

思えば両親は、自営業との兼業農家でした。

本当に働きづめ、田舎のお付き合いや介護に明け暮れていました。

私が結婚したときも、

「田舎のお付き合いが大変だから、こっちに来ないほうがいいよ」と。

本当に、子ども目線から見ても、大変そうだなあと思っていました(畑のある、農家というか田舎の長男生活)。

いろいろありましたが、

両親の今の生活は幸せそうです。

なので、良かったなあ・・・と思っています。

若い頃、営業マンで都会で飲み歩いていたらしいうちの父。

その後、自営業というか起業(農家を継ぐという長男の約束のため田舎に帰る)

今は、夕方お酒を飲んで、早く寝て、3時とか4時くらいから起きて、夜明けとともに畑に行くらしい。

健康的なのか不健康なのか。

なかなか、できそうでできない生活。

当時の父と同じような年になって思いますが、畑を維持するって、実際やってみると大変!すごいことだなと思います。

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