小学生の宿題を見てあげた。国語や算数のプリントby高学年の応用文章題。『問題文をよく読んでいると自ずと答えが導き出される』これって全てに通じることだなあと。宿題を教えてあげてるつもりが大人の自分がはっとしてしまったのであった。
まず数学、、、じゃなかった算数から。
鹿の子模様の中の点Cが、360度になる理由は、というやつ。
見ればわかるじゃん、360じゃん(バタバタ)
じゃーなくて、「点cのまわりは正三角形2つと正六角形で敷き詰められているから、云々」って答えるやつ。
これも上の説明のところに答え方のヒントが微妙に書いてあって、そこをよーく読めよと。読み飛ばして親にすぐ頼るんじゃありません。
とりあえず問題文を音読させてみる。すっっごく嫌そう。ていうか私自身もぱっとわかるわけないじゃん。子供に音読させながら考えよう。
ふむふむ、これは、問題文の中に答えが隠れていて、それを見つけてつなぎ合わせれば何とかなるやつじゃん。
子供が自分で読んでるうちに「あ、そうかわかった」となった。はい終わり。
はい次、国語。
これも同じく。問題文をよく読めば、少しずつヒントが入ってる。応用問題だけあって、プリントまるごとが一つの設問になっている。これは読む前から嫌になるやつじゃん。でもよく問題読めば大丈夫なやつだわ。
これも、ゆっくり問題を音読させたら自分で答えが見えてきたらしく、「わかった」ってなって終わった。
文章題とかまるごと1枚続きになっている応用プリントとか、とりあえず手をつけてみてやりながら考えていいんだよと。
・・・あれ・・・なんかこれ、仕事に似ているな。
今、読んでいる本に「崖を飛び降りながら飛行機を組み立てろ」ってあって、まさにそれ。
そうなんだよな~、小学生の宿題、深いな。と、目からウロコみたいな気持ちになってしまった。
子供はさっきまで「眠い、つかれた」と嫌そうな顔をしていたが、
問題解決のめどが立った途端、表情も明るくなり目もキラキラ輝きだした。
『なーんだ、問題の中に答えがあるんじゃん』
そうなんだよ、問題の中に解決への答えがあるんだよ。そのまま繰り返して声に出した私が
「は!!!」
っとしてしまった。
そうなんだよな~、悩みや問題は一生なくならないけど、きっと問題点の中に解決への答えって、含まれているんだよね。今、していることの結果が問題を起こしているということでもあるし。
なかなか深いな~、小学生の宿題を見ることも、子育てをすることも。
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